こんにちわ!

 

今回は「麗しき昭和の頃⑯」を書かさせて頂きます。
古き良き時代「昭和」「雑だけど温かい時代」今回も幾つかのアイテムや走馬灯の如く浮き上がる思い出を上げてみたいと思います。ご同輩(昭和の鉄腕アトム世代?)^^に置かれては苦笑いしながら「あ~あったあった!」「今じゃ考えられないなぁ」など声を上げて頂き一時のタイムスリップにお付き合い頂ければ幸いです。

 

【あだな】
どの世代になっても「あだな」はありますが小中学生の頃には友人と付けて付けられて親しんだものです。現在では驚くなかれ小中学校で男子も女子も苗字に「さん付け」で先生は呼ぶそうです。呼ばれる本人の気持や何と言ってもゼェンダー問題が大きいのかもしれませんね。小学1年の生徒に対して「鈴木さん・田中さん・桑田さん」こんな具合なのだろう。「一郎!角栄!(古)くわっちょ!」で良いと私は感じる次第です!^^そして今でこそ男女含めてオシャレな感覚が漂う名前が増えてきましたが「鉄腕アトム世代」の女子名は「子」が多く使われてましたね。「よし子・ひろ子・とも子・桂子」などなど。とかく女子同士においては「下の名前」で呼び合う事が多かったように記憶します。男子はというと昨今は同様に下の名前で呼ばれる事が多い様です。思い起こせば当時はとにかく「あだな」が多かったように思います。トンビ・ケロヨン・ハンコ・イノキ…などなど思い立つままに命名されてました。トンビはカラスとトンビを間違えたから、ケロヨンは似ているから、ハンコは判子を押し忘れて来たから、猪木はただ単に顎が出てるから…ひどいものです(笑)しかしそのあだ名は不思議と浸透し真面目な話の時にすら「んじゃさ、最初にトンビからやってケロヨンに渡してよ」てな具合に自然と板について来たモノでした^^言われた彼らも当たり前の様に「うん、わかった!」など通常の会話として成り立っていた訳です(笑) ココまでは子供の世界。問題は先生連中のあだ名。決して本人の耳には入らぬ様にしなければならぬわけです。大谷翔平の飼い犬ではありませんが「デコピン」をよくかましてくる先生は言うまでもなく「デコピン」ヒョロヒョロ瘦せていてうるさい先生は「もやし」音楽の女性教師は「ピアノ」酷いものです(笑)しかし、そこには生徒の親しみやとっつき易さ、何なら「憧れ」みたいなものも重なっていたようにも記憶します^^大人になっても同窓会で逢えば医者も社長も無職者も当時の顔色に成り「あだ名」で呼び合うのです。これはこれで何とも素敵な世界の様に感じますね^^

       

 

【初 恋】
初恋は「甘酸っぱい恋の味」など何かで耳にしたことがあります。初恋の話題になると「幼稚園」と答える方が比較的多いように感じます。しかし幼稚園の頃に甘酸っぱいもヘチマもありませんよね(笑) これはおそらく〇〇ちゃん・〇〇くんと「一緒に仲良く遊んだ」という類の事で「恋焦がれる」的な事では無いのでしょうね^^また、アニメやドラマの主人公に魅かれる事もありました。やはり個人的に想うのは「初恋」というのは「恋焦がれる」頃、つまり早ければ小学校2~3年、遅くとも中学1~2年?この頃に寝ても覚めても頭に想い浮かべるのは「あの人」の事的な相手を言うのだと勝手に解釈しています。あの気持ちは不思議ですね^^すべてをその人に当て嵌めて見てしまうのですから(笑)例えばサッカー部の男子に好きな人が居たとすると他の土地の駅前で屯してる部活帰りの集団を見ると「居るかな?」と探してしまう。道端で可愛らしいハンカチを拾うと「あの子のじゃないのかな?」など在りえない事を都合よく解釈し焦がれる訳です^^そのくせ本人の前に行くと女子はダンマリ。男子はどうしていいかわからずスカートまくり(笑)まぁ、スカートまくりは小学生に限りますけど^^まさに「甘酸っぱい恋の味」なのかもしれません。また中学ともなると「お付き合いする」というワードの手前の言い回しがありました。今ではあまり聞かない「両想い」。この言葉にどれだけ熱くなった事かしれません。いやいや当時の中学生でもマセタ連中は行ける所まで行っていた輩も多い事でしょうが部活などやっている者たち・或いは一般的中学生には「付き合う」なんて言葉すらわからず、かといって「両想い」に成ったからとて手を繋いで帰るのが関の山でした(笑)皆さんも同じような気持ちになった事は一度くらいある事でしょう。最後に付け加えるならば、既に居場所も分からないあの人、今頃何処で何をしているのだろう?と感じたならば「あれは夢だったのだろう」と解釈し、逢う事もなく永遠に当時の彼・彼女のままの姿で心にしまっておいた方がいいでしょうね^^現実は…お互いに厳しいモノがあると思われます(笑)

    

 

【テスト】
主に中学生の頃を中心に書かせて頂きますが小学校から中学校に上がり嫌だったものは何と言っても「テスト」でしたよね。小学校の頃は主にカラフルな絵柄の入った出版社などが販売しているA3?B4?紙くらいのテスト?でしたが中学では各学科の教師が「ガリ版」で作ったテスト用紙が主だったように記憶します。中間テストに期末テスト、漢字テストに単語テスト。そして昭和の頃は「アチーブメントテスト」という偏差値、地域での順位や校内学年順位、将又、全国の自分の順位などが叩き出され今考えると、まさに受験戦争の狼煙の様に感じます。嫌でしたよねぇ…仲の良い友人も胸を張れる人は「こんなの当り前だよ」的な横顔。但し大枠は戻ってきた切れ端の様な印刷物を「ササッ」っとカバンに入れ合言葉は「どうだった?」「全然だめだよ」(笑)1997年頃には「学習意欲を減退させる副作用がみられた」などの理由で廃止になった模様。そりゃそうですよね。昨今は運動会でも順位を付けない学校が多い中で「君は出来るね~!」「あなた駄目だね」の格差・評価がハッキリと突きつけれれるなど、よろしくないのは当たり前。また「カンニング」なども流行りましたよね^^消しゴムや定規・下敷きなどに見えるか見えないか位の文字で書き込み見回りの教師が前の席で本を読んでいる隙に「蚤の字」を探せど文字が小さすぎて結局空振りに。。。何てことよくありました(笑) また、隣の人の解答用紙が何気に目に入り自分の回答と違い、「うぁ違ってる」と書き換えるも結局、自分の回答が正解で悔やむが誰に当たる事も出来ず下を向いたものです(笑)これは「出来る人」を見極めての心中する判断が必要なのだと心に叩き込まれ?社会人になっても大いにタメになった事でもありますね^^

 

             如何でしたでしょうか?


何にしても昔を振返ると大人に成ると無縁になって行くものばかりが思い浮かびますね^^社会人に成ってから付けられる「あだ名」などはあまり気持ちの良いものではありません。しかし文中でも書きましたが小中学生の頃は多少恥ずかしいあだ名でも何てことない事も多くある様に感じます^^まぁ、単純と言えば単純だったのでしょうね^^因みに私の幼少期の初恋に似た感情の相手は・・・アニメの「魔法使いサリー」だった様に記憶します(笑)

 

                                  出だしの「パッパパパ~」が鳴るだけで昭和の幼少期に戻れるのは不思議です^^

 

          本日も訪問ありがとうございました!