こんにちは!

 

今日は前回に引き続き「尿管結石」知ってますか?part2を書かせていただこうと思います。実は、私は「尿管結石」では二度と味わいたくない大きな体験をしています。それは「人生初の入院」です。読んで頂いている皆さん自身やご家族・周囲の皆さんに置かれても充分参考にして頂き情報共有できればと幸いです。「貴重な体験」というより、まさに「二度としたくない体験」でもありました。

 

さて、私の中での「尿管結石」は簡単に言えば腎臓に結石ができて尿管を通り激痛に襲われ膀胱に落ちて排出される。痛みがある場合は医者に行こうが救急車を呼ぼうがロキソニンや座薬で耐えるしかない。そんな疾患だと言う事が根本にある事は、前回の記事でも記しました。つまり内科系疾患というより整形外科的なイメージでした。まぁ、強ち方向性は間違っていません。しかしケースによっては非常に厄介なケースもあると言う事を実感した出来事です。いや厳密に言うと厄介というより「危険」といっでも過言ではないでしょうね。

 

それは、とある深夜、右脇腹に結石による激痛が生じました。(何の痛みか?分かってしまうのも切ない  笑)しかし、そこは慣れたもんで「ロキソニン?座薬?」と対応し、翌日行きつけの泌尿器科に行き医師曰く「あぁ、右の尿管に石が落ちてきてますね」「右の腎臓に少し腫れの症状もありますからお薬出しときます。1ヵ月様子見て排出されない様だったらまた来てください」とのこと。しかし一向に排出されない(気配のない)結石。そんな数週間が過ぎ、ある時38度以上の発熱がありました。これは辛い(やばい)と思いましたが、その日は日曜日。翌日まで待って、いつもの行きつけクリニックに行く事を前提に一応、休日対応の総合病院に連絡すると「応急処置程度しかできませんが、対応しますよ」とのこと。一晩越すのも辛そうなので、夕方に総合病院の救急窓口で診てもらいました。結果的にこの運びで命拾いしました。行ったのは尿検査と血液検査。医師に呼ばれ診察室で説明を聞くが、結論から言えば「血液検査の内容が非常に数字が悪い。ホッておけば大変な状況になる可能性は高い」的な怖い一言、様々な説明をしてくれた後、徐に一言「入院したほうがいいかなぁ…」私は耳を疑った「入院ですか?いつからですか?」「今すぐ入院です。入院をしないのであれば約束書面を書いてください」と言われた。つまり「病院は言う事は言ったが、個人の判断は尊重してる」を残したい書面だと思う。さて、ここで昨今、話題になっている。小林製薬のサプリ問題。これも腎機能の話だ。あちこちのニュースやメディアで取り上げてるように本当に肝臓。腎臓は悪化が見えづらいようだ。つまり「沈黙の臓器」この辺は読んでいただいてるご同輩の皆さんも充分気をつけたほうがいいと思います。

つまり病状はこうだ。右尿管に落ちてきた。結石が尿管に詰まり尿がうまく運ばれなくなり、腎臓にとどまっていると言う事。尿には雑菌なども多種あり「腎盂腎炎」を起こし腎臓も腫れていると言う診断。放っておけば敗血症など含め大変な状態に成りかねない。血液の影響なども出れば透析などにも。と、恐ろしい言葉の数々。そして医師による極め付けの言葉「今、泌尿器科の先生が自宅から向かってますので(日曜日が故)着き次第手術となります」「はぁ?しゅ、しゅ…手術?」更に話が大きくなってきている。経験者はよくご存じと思いますが実はこの「手術」とは内視鏡で尿管にステントと言う管を入れ広げる5分~10分程度の術。手術と言うよりは処置でしたね。しかしながら一応全身麻酔。明日、行きつけのクリニックに行くまでのつなぎとして考えた事が大変な事となった。ここまで来ると「まな板の鯉」人生初の全身麻酔。麻酔から目覚めて早々に聞いてみる  私)「結石は?取れましか?」医)「いえ、今回は腎盂腎炎の処置なので石は取りません」ということは、結石痛から解放されわけではなく、合併症(腎盂腎炎)の処理を行ったのみ。結石の除去は腎盂腎炎完治後、大枠同じ内容で3泊4日のお泊り治療に成るのだ。そして術後に残ったのは体を覆う夥しい程の点滴・心電図・管・管・管の様相。たった5分10分程度でも「手術は手術」なのだと実感する次第でした。経験者は多くいると思いますが「全身麻酔」とは怖いものです。テレビドラマでよく在りがちの「酸素マスク」のようなもので鼻・口を覆い「はい、それでは少しずつ始めますよ~」と麻酔医師の声、「全然眠くないけど」と私。そうしている間に天井が少し回る感じ?がして来たかと思うと同時に、息が詰まる様な感じが襲ってきました。「この息苦しさのまま麻酔の眠りに入るのか?」と不安になった瞬間に「ハイ、終わりましたよ~」。つまり息苦しかった正体は麻酔中に口から喉を通して気管の中にチューブを入れて酸素をおくり、麻酔から覚めた時にはチューブの違和感・息苦しさという名残が有ったと言う事らしいです。しかしながら、おかげさまで事はトントン拍子に終わりました。そして7泊8日の長い長い人生初めての入院生活に突入した訳です。繰返しにはなりますが「腎臓・尿管結石」を持ってる方やご家族に診断のある方は、この様な「合併症」がある事も大いに受け止めておいた方が良さそうです。

 次回 part3は、人生初めての「入院生活」を赤裸々に語って行きたいと思います^^

 

                 予期せぬ体験の日々に朦朧としていましたがこの曲に救われた。

 

                                 本日も訪問ありがとうございました!