こんにちわ!

 

年齢を行くと否が応でも「持病」との戦いが強いられます。「骨粗鬆症」「肩腱板断裂」「喘息」「高血圧症」「高尿酸値」「糖尿病」とにかく何らかの持病により定期的通院を余儀なくされているご同輩は多くいらっしゃると思われます。目に見えない症状のない「予備的」に薬を飲まれている方など多い事でしょう。そんな中で本日は体験された方は大きく頷いて頂けると思われる「尿管結石」について書かせて頂こうと思います。

 

記事を書いている位なので私自身「尿管結石」を持ってまして何度となく死ぬ思いをしました。周囲に疾患を持たれている方が居たりご自分が体験されてる方もかなり多いと思われます。痛みの三大疾患と言われてるのが、痛風・心筋梗塞そして尿管結石と言われていますね。まぁそれは人其々なので挙げる病が異なる場合もありますが一般的にはこの3つ。私の場合3年前、初めての尿管結石の発作は夜中の3時。訳が分からずあまりの激痛で人生初の救急車。コロナも真っ最中のその頃でしたがコロナだなんだ構ってられない心境でした(笑)さてどの様な痛みなのか?よく例え話で男性の場合は「未知の出産」と言われるくらいの激痛。確かに男性は「出産」を経験しないので痛みは未知。しかしながら「尿管結石」の経験がなく「出産」の経験女性はイメージが湧きやすいかもしれない。また私自身は痛さ加減を聞かれた時にいつも話すのは「こむら返りが腰から横腹に強く襲う感じ」と答えます。「こむら返り」経験ありますよね(笑)ふくらはぎが硬直して曲げる事も歩く事も出来ない状態。あれが痛め止めを使わない限り継続するのです。痛み度の話はこれ位にしまして何故発症するのか?を簡単に書き記させて頂こうと思います。重々ご存じの方もお付き合い下さい。

 

 

「尿管結石」は、ホウレンソウ・サツマイモ・コーヒー・紅茶・緑茶などシュウ酸を多く含む食品により腎臓内で蓄積された成分が結合・硬化し小さな砂利、或は珊瑚状(小さいもので1mm以下、大きいもので1㎝以上)の結石となり腎臓内に停滞します。つまり多くは腎臓内で育つわけです。しかし腎臓内にある場合は痛みは全くありません。肥満・運動不足・動物性たんぱく質や脂肪の過剰摂取などをしている事も要注意だそうです。其々の年齢・体質やタイミングなども多くかかわっているのでしょう。出来てしまった結石は何かのタイミングで膀胱を目指し尿管を尿と共に降下してくるわけですね。この時に「尿管結石=激痛」が起こると言われています。まぁ人の尿管なんて数ミリしかないのに対して1mm~1㎝以下の砂利が通るのだから痛くないわけありません。また様々なパタンは有ろうかと思いますが一般的には1㎝以下の結石であれば膀胱まで落ちてくれば「しめたもの」痛みからは解放される訳です。後は尿道を通り尿と共に排出される訳ですね^^とは言え結石は簡単に落ちてくれるモノでは無く激痛を繰り返し数ヶ月掛かる事も少なくありません。特に出先での発作は目も当てられません(--)以前、友人は真夏の海で結石の発作が出ましてまぁ、伝家の宝刀「坐薬」があるから大丈夫!とたかを括りポーチから坐薬を出すと・・・灼熱の太陽で固形がドロドロに。当たり前と言えば当たり前(笑)友人は海パンのまま救急車で運ばれて行きました。本人にしてみたら頼りの剣をバッサリと斬られてしまった感覚だったことでしょう。それだけ本人にとっては自体は深刻だと言うことが伝われば幸いです。

 

この「尿管結石」の渋い所は直接的に命に関わる疾患では無いが(合併症などは別)特効薬は無いと言う事。一番画期的なのは腎臓内に停滞している結石を「溶かす薬」があればどんなに天国か…しかし一部の結石を除き多くの結石は溶ける事は無いそうです。どうしても排出が難しい場合は「体外衝撃波結石破砕装置」(結石を衝撃波を与え尿管内で砕き排出させる)内視鏡レーザーなど手法は有れど基本は水分をやたら取らされ(1.5リットル以上/日)病院で処方される利尿剤や尿管を広げる作用のある薬を飲み続け、「こむら返り横腹バージョン」の激痛が来たら痛み止め(ロキソニン・座薬)で窮地を凌ぐしかないという事実。しかし「こむら返り級」の痛みが毎回ではなく「ジワジワ痛い」「シクシク痛い」など虫歯的痛さの事もあります。これもまた長時間にわたると堪え難き痛み。経験者は本当に色々な事を試されていると思いますが結果、アノ痛みを緩めるには「痛み止め」しかなさそうです。

 

そして私は「体外衝撃波結石破砕装置」も、やったことあります。腰から下まで落ちてしまうと衝撃波が当てられないと言う事で少々慌ててやりました(笑) 内容はどうだったか…脇腹辺りから結石を目掛け狙い撃ちするのですが回数を聞いて驚きを隠せませんでした。10回?100回?500回?いやいやいや「6000回~」です。さて術開始時感じは「輪ゴムでパチンパチン」と当ててる感じ。「なんだぁこんなのだったら寝てれば終わるな…」と甘く見ていると徐々に輪ゴム感覚が硬化ゴム的な感覚になり最後には五寸釘で叩かれている様な感覚・激痛になりました。人により我慢の限界の所で「6000回~/60h」やるとの事。確かレベルは1~10段階?あった記憶がありますが私が我慢の限界だったのは3でした(笑)6000回/60hの拷問?の末、精魂尽き医師の問診では「完全に砕く事は出来なかったがヒビは入ったからね」との事。「あれだけ我慢してヒビだけかよ!」少々愕然としました(笑)しかしながらヒビが功を奏し数日後には排出されました。

 

皆さんもご家族、周囲の方々含め痛みや変異が無いとなかなか難しいと思いますが「人間ドック」などで「腎臓内結石の疑い」など表記された場合は男女問わず「あぁ、いつも書かれてるけど何も症状ないから大丈夫だろう…」など受け止めず出来るだけ早く排出を心掛けた治療、処置を手掛けた方が良いでしょうね^^とはいえ病院行っても腎臓に出来てしまった結石が尿管に落ちてこなければ「水分を多く取ること」ぐらいの指示しか医療機関でもできず(ーー)つまりは痛み出してからがスタートと言う悲しい事実もあるわけです。

 

                       日常では気付きませんが「人はいつ何が起きてもおかしくない」ということなのでしょうね^^

 

    ~「尿管結石」知ってますか?~ 衝撃の出来事part 2 に続きます。
           驚きの最新展開にご期待ください^^

 

           本日もありがとうございました^^