フエのミンマン帝廟に行く の巻 Lăng Hoàng đế Minh Mạng | 南の百太郎 南国生活のブログ改め Life in U.S.A.

南の百太郎 南国生活のブログ改め Life in U.S.A.

タイ マレーシア ベトナム アメリカ(←いまここ)
グルメ 旅行 文化 ゴルフ

ミンマン帝とは、グエン(阮)朝

 

 

の最盛期の皇帝です。現存する廟の中でも最大の廟を誇っています。

 

場所は、フエの市街地からちょっと離れています。

普通なら、ツアーに参加して廟巡りするのが便利です。

 

そう思って、ホテルの隣のツアーデスクに、

「ミンマン帝廟へ行きたいんですけど」

 

 「ちょっと待ってね(といい電話をかける)。出ないわね。」

 「こっちはどうかな(といいまた電話、でも応答なし)。うーム。」

 「プライベートツアーだけね。」

 

「プライベートツアーってどういうこと?」

 

 「一人で行くのよ」

 

「ああ、チャーターね。いいです。ミンマンとトゥードゥックね。」

 

 「はいはい(といい電話を掛ける)。45万ドンだって。どう?」

 

「OK、いいよ」

 

世界中の観光地も同様だと思いますが、観光客の激減でツアーが催行できない状態のようです。

 

こんな感じで手配した車が、翌日朝にホテルに迎えに来ていました。

トヨタ FORTUNER できれいな新車。これなか快適かつ悪路も大丈夫。運転手さんも丁寧でいい人で安心でした。

 

山の田舎道に入り、約50分で到着。これが入り口。

音声ガイドがあるようなので借りようとすると、チケット売りのおじさんが慌て始めて、結局「オーディオはない。」との返事。外国人観光客が少なすぎてしまいこんでしまったようです。チケット代は通常15万ドンのところ、半額割引で7万5千ドン。何とか観光客を呼び込もうとする努力なのでしょうか。

 

入り口の門。

 

中に入ると観光客はまばら。住み着いている犬は朝から寝ています。

 

まあ、それにしてもいい天気でした。秋晴れ。

 

この石碑には4千文字以上が刻まれていて、王様によるこの世を憂う言葉なんだとか。フランスとの駆け引きや内憂でお疲れだったようです。

廟の中央を進んでいくと、最後にここに行き当たります。

ミンマン帝が埋葬された場所だそう。

 

この場所からこの景色を見て、ミンマン帝は今の世の中をどう思うのか。

 

そこそこ満足していらっしゃるのではないか、と私は思うのですがいかがかしらん。

 

さらっと見て歩くだけなら、30分くらいの散歩。じっくり見て回るなら1時間ほどでしょう。

 

 

次回は、Thu Duc 帝廟をご紹介します。