考えなさい
時代は変わった。
知識は教えてくださいと言えば、
コンピューターで送ってもらえる時代。
今、必要なのは知識ではない。
自分のしたいことを論理的に説明して納得させられるようになりなさい。
そのためにはまず考えなさい。
日本語は論理的展開をするのは難しい言語。
でも、フランス人でもアメリカ人でも日本人でも
考えることは同じようにできる。
熱意が伝わってもそれだけじゃだめ。
二年間、書類上で私を見ていてくれた人からのmessage。
今時、叱ってくれる人なんてそういない。
論理的な思考や人を納得させるのは苦手だ。
でも、私に足りないもの。考えていこう。
そしていつの日か伝えにこよう。
言葉を交わしたことなんて数回しかない。
それでも、心に触れたと思える。
痛いところを突かれて辛いところだけど、同時に嬉しい出来事でした。
六つの力
長崎に越して一ヶ月半が経ちました。
折り返し地点に来てしまった。
わざわざ越してきたのは熱帯医学を学ぶため。
熱帯地域の国々で保健医療活動を行うために最低限必要な知識を身につけるため。
日本全国から、
はたまたアフリカから帰ってこられる先生方、
そして院生や研修生から学びの多い毎日で
消化不良気味なところが嬉しいやら悲しいやら。
魚も美味しく、温かな人々のいるこの町にもっともっといられたらと思い始めてしまいました。
~A message from my teacher~
私たちに必要なもの、もっと大事なものがあるかもしれないけれど、とりあえず 六つの力。
バランスがとれているというよりも、どれでも、よりたくさんあればなおよい。
六つの力
・体力(病気にならない方法を知っていて, それを守っている体. 一朝一夕に体力はつかない).
・気力(ちょっとやそっとでめげないやる気と根気. 気力は体力を支え、体力は気力を支える).
・能力(つまり素質、よい性格や分別あるセンスや勘. たとえばスマイル).
・知力(ほんとうに正しい知識. これが大事. 他人のいうことを頭から信じないで, 自分で確認する).
・金力(願わくば, 豊富な財源).
・心の力(やさしさと思いやりと感謝).
1時間遅れの時計
6月2日、無事帰国しました。
今回の派遣は華西病院において後方支援という形でした。
震災で傷ついた心や身体のケアが少しでもできればいいと思って活動させていただきました。
病棟活動を通して日本語で'こんにちは’と患者さんから、そんな言葉がとてもとても嬉しかった。日本の友人から学んで、今も忘れずにいてくれた言葉。中国語で‘辛苦了(お疲れ様)’と声をかけてくれた方もいました。日本に留学経験のある院内スタッフや通訳さん、そして医療チームの活動を知り、ボランティアで駆けつけてくれた方もいました。華西病院で活動している日本の医療チームと分かると'代金はいらないよ’と言ってくれるタクシーの運転手さんや食堂の方もいました。たくさんの人々に助けられてこの活動が成り立っていることを肌で感じ、いくら感謝しても足りません。
文化や風習、言語の異なる場所で活動するにはその土地の人を理解し、その国のことを理解することが必要です。そして、相互に信頼関係を築くこと。今回の活動から得られた多くの課題と教訓とを胸にこれからも歩んでいきたい。
成都で使用していた時計は日本に帰ってきた今もまだ1時間遅れで動いています。日本時間に直せばいいものを直すことができずに今も尚時を刻んでいます。いつになったら元に戻せるか、被災者の方々に笑顔が戻ることを祈っています。
