最近色んな事に挑戦していて、たまにこれは独りよがりなんじゃないかって思う時があるんです。
そんで一度その独りよがりなんじゃないかって考えだすともう悪循環にハマっていくので考えるのをストップするんですけど。
自分が面白いと思った事が他人も面白いとは限らないし、でもこの人勘違いしちゃってるなぁーって人は確かにいるわけで、自分の中でずっと…
人から認められ、結果を残せて初めてその行いは独りよがりではないと証明されるって思ってたんです。
だから、結局認められるまでは全然独りよがりの可能性を秘めている…
でも、先日不思議な出来事があって考え方が少し変わりました。
その日僕は用事の帰り道で電車に乗っていました。時間帯はおそらく午後3時~4時、僕は一番手すり側の端の席で本を読んでいました。
すると、僕の目の前に、白髪の男性と女性が立っていて、ハッと思って僕はとっさに席を譲ったんですがよく見るとまだ二人とも若くて、僕の両親より少し年上か同じくらいだったんです。
そんで白髪の男性に「いいよ、座ってて僕らすぐ降りるから」って言われたんですけど、僕も「いや、僕の方こそすぐなんで」ってちょっと意地になってしまっていて、そしたら「ありがとう」とニコッと笑って二人は座わり、僕は「うわ、逆に嫌な思いさせちゃったかな」って思って少し離れた所に行き、本を読んでいました。
二人の雰囲気は夫婦という距離感でもなく友達でもない、なによりオシャレで大人の恋愛という感じでした。
すると、しばらくして突然ポンポンと肩を叩かれ、振り向くとさっきのおじさんたちが「ありがとう」と僕に言って電車を降りていきました。
それはなんだか、ショーン・タンの絵本の世界のようなその空間がとても不思議な優しさに包まれていて、非現実的な感覚でした。
人って自分が幸せな時って他人にも幸せを与えられるじゃないですか、二人はとても幸せそうでした。
でも、気付いちゃったんです...
ここ
僕も降りる駅なんですよね。
ただこれで僕も降りると小さい駅なんで確実にまた会うんですよ。
そしたらお互いめっちゃ恥ずかしいじゃないですか。
特に帰り際のあの「ありがとう」とかめっちゃ恥ずかしいじゃないですか。
あの人恥ずかしいオッサンになってしまう。
ってなことを考えてたらドアが閉まって僕は乗り過ごしてしまったんですけど、この気遣いとか完全に独りよがりなわけですが、僕にはこれが正しかったように思えてしまうんですよね。
てなわけで、自分の信じた行動は人に迷惑かからなければいいじゃない♪ってテンションでこれからも頑張っていこうと思います(笑)