新生活が始まってまだまだ慣れていないのですが、物凄い勢いで広く浅い友人…顔を合わせた時に挨拶するべきか迷うくらいの知人が増えていて。



それで昨日は、授業が一緒だった隣の席の子とたまたまお昼を一緒にしたのですが、なんだかんだでその子の友達とも仲良くなれて連絡先も交換しました。



連絡先を交換した友人≦知人くらいのA君に「ソウタロウってさ、めっちゃフレンドリーだよな」って言われて、なんでコイツ初対面で呼び捨てなんだ?ってのは置いといて、僕は本当にフレンドリーか考えてみたんですけど。


僕ってめっちゃ人見知りなんですよ。


人見知り過ぎて逆に間が恐くてフレンドリーに振る舞ってるんですよね。


人見知りフレンドリーなんですよ。


スイッチ入れれば、誰とでも初対面から仲良くなれちゃうんですよ。


それで人見知りフレンドリー過ぎて面白い体験にあったのを思い出しました。



高校生二年生の頃の出来事です。


地元で仲の良い女友達とその子の親友的な女の子と賢二君という男と僕を含め四人でカラオケに行くことになりました。


分かり辛いのでアダ名で表現しますね。


A子(僕が地元で仲の良い子)とB子(地元と仲の良い女)と賢二(地元と親友の友達)の三人は高校が一緒でいつも仲良しな三人らしいです。



この中に入ってカラオケを歌うという僕のメンタルの強さを評価してください。



始めの方はやはりギクシャクしてたんですけど、だんだんと僕の人見知りフレンドリーを発揮しまして、特に賢二君とは仲が良くなって、トイレで賢二君から思わぬ告白をされました。


賢二「俺…B子(A子と仲の良い女)の事が好きなんだよね」


僕は正直初対面でここまでオープンになってくれても逆に恐いなってちょっと思ったのですが、なにより僕を信頼してくれた事が嬉しくて、真剣な気持ちでアドバイスをしました。



僕「それは告るしかないっしょ!!」



すると賢二君は黙って頷くとカラオケルームに戻って行きました。


僕らはしばらく何曲か歌うと先程トイレから戻ってからずっと黙っている賢二君にマイクを渡しました。


賢二君は「俺はいいよ」と一度断ったのですが、僕らの押しに負けてマイクを握りました。


選曲は…Aqua Timezさんの「千の夜をこえて」



♪~ 愛されたい でも 愛そうとしないその繰り返しのなかを彷徨って僕が見つけた答えは一つ怖くたって 傷ついたって好きな人には好きって伝えるんだ



正直嫌な予感がしました。

そしてその嫌な予感は的中しました。



曲の途中で突然賢二君はマイクをおき、B子を真っ直ぐ見つめると愛の告白をしました。


黙って見つめ返すB子。


手をあててアメリカのホームドラマのようにオーバーに驚いてるA子。


僕はさっきのアドバイスのせいかと思うとフラれたらなんか申し訳ないなと思いながら見守ってました。


それにしてもなんで今なの?


しばらくの沈黙。


すると、突然賢二君が今にも泣きそうな声で「俺フラれちゃうのかな」とボソッと呟きました。


ボソッと呟いたけどマイクが入ってるのでしっかりと僕達にも届きました。



そして、B子が…



B子「大丈夫だから、大丈夫だから。」



と賢二君の肩をポンポンと優しく叩きました。



おっとー、大丈夫って事はもしかしてOKって事なんじゃないの?



賢二「大丈夫ってどーゆーこと?」



いいからマイク通して話すな。



B子「…歌って」



えっ、歌わせるの?




賢二「… ♪~愛されたい でも 愛そうとしない…」



歌うんかいっ!!



後日、賢二君はフラれたらしいのですが、あのとき最後まで歌わせたのはもしかして歌唱力で賢二君はフラれたのかなって今になっても謎です。


でも、一番の謎は


あの日僕はどうしてあのメンバーとカラオケに行ってしまったのかという事です。


人見知りフレンドリーって本当に恐ろしいですね。




こないだのロケで一緒だったRのリホと。





あと、ゆうまと梅ちゃんと♪