少し前に買った白いソックスが最近ずっと行方不明だったのですが、思いがけない所で見つけました。
白いソックス。
中学の頃、私服で白いソックスを履く男はダサい男の象徴で、地元に遊ぶと毎回高確率で学校指定の白いソックスを履いてくる友人がいました。
彼はいつも足の速そうな蛍光色の靴を履いていて、ズボンの裾からチラリと白を覗かせていました。
女子から「表参道で鬼ごっこするきなの?」「マジありえなーい」などの冷たい言葉、「一緒に歩きたくない物体」という残酷なアダ名にもめげず、彼はそのスタイルを貫きました。
あの時の彼はもしかしたら、流行の最先端にいたのではないか?
学校から帰ってきて着替えもせずソファーに寝っ転がり、ポテチを頬ばる弟の足元を見て、ふと、そう走馬灯のように思い出したのです。
弟の靴下は「白いソックス」というには汚れて黒ずんでいて、しかし、どこか品のある感じもするのです。
うん。
これは
やっぱり...
僕のなんですよねー
どう見ても弟が履いてるヤツ....
僕のなんですよねーー
ただ、こういう事件は和田家では多々あるんですよ。
だからね分かっちゃうんですよ。
これで弟を問い詰めても何も解決しないって事!
弟を責める→弟は白いソックスを間違えて自分の部屋に置いた母が悪いと言う→母を責める→洗濯炊事全部自分でやれ!と逆キレ。
損しかしないっすよね?この流れ!!
弟はこの流れを分かってる上でやってますよ。
だから、僕が次にとる行動は...
弟の勝負服を寝間着で着るという嫌がらせ!!
でも、そうすると今度は弟も僕のお気に入りのTシャツとかを着るでしょうね。
そしたら僕もやり返さずにはいられません。
今、和田家では一足の白いソックスから終わりのない争いが始まろうとしています!!
...本当に低レベルな争い(笑)
後、全然関係ないですけど、四月一日から公開している映画「エイプリルフールズ」に出させていただいてます♪とても面白い映画なので是非みてくださいっ!!