なんていうか、あまり慣れない事はするべきじゃないぞという話なんですけど。



最近全くゲームをしてなかったので、なんとなくやりたいなっと思って弟のゲーム機で久々に三國無双というゲームをやりました。



この三國無双は僕結構好きで、特に諸葛亮孔明というキャラが好きでいつもこのゲームでは、ほぼ必ずこのキャラを使います。



諸葛亮孔明は三国志一の天才軍師、物凄く賢かったと言われています。



天才軍師なのにも関わらず前戦で戦わせてしまうという面白さ。



そう、僕は今日も諸葛亮孔明でした。



そして、戦闘準備も完了し、いざ戦場へ…



出陣!!



戦(いくさ)が始まると部下達が物凄い勢いで戦場を駆け出しました。



では、わたくしも行くか。



僕はまっすぐコントロールスティックを前に倒しました。



しかし、孔明は、いや、僕だけが動きませんでした。



皆が戦場で必死に戦っているのに。



僕だけ…。



コントロールスティックが壊れていました。



孔めぇーーーーーーーい。



僕はしばらく呆然としていました。



画面ではめっちゃ攻撃されてる孔明のヴブシッ、ウブシッ、という痛そうな声が聞こえてきました。



その時、僕の頭の中には一人の男がいました。





エロ孔明。





僕の先輩に結構機械に強い人がいて、その人がまぁ、エロ孔明と呼ばれてたんですけど、なんでエロ孔明かというと、その名の通り、エロと恋愛の知識の引き出しが半端じゃないんです。



そして、その知識を僕達に先輩風をふかしながら聞かせる。



天才変態軍師。



でも、最初は皆リスペクトをしていたのですが、あるときこんな噂が流れました。



「先輩って…本当は恋愛経験ないんじゃね?」



そして、その噂はじわじわと僕ら後輩の間で広まり。


前に先輩からリサさんという元カノの話を聞かされたのですが、本人に改めて聞くと別の女の子の名前が出て、なんかつじつまが合いませんでした。



僕達は思いました。
















あっ............ダウト。
















その日から僕達の間で、知識は誰よりも長けているが、本当の恋愛経験がない。そして、雑誌に書いてあるような事ばかりほざいているということから




エロ孔明




と呼ばれるようになった。



畏怖の念を込めて。



話を戻すと、エロ孔明はちょっとよいしょをすれば、ゲーム機を直してくれるので僕達後輩からとても重宝がられていました。



エロ孔明に修理できて、孔明使いの僕に出来ないわけがない!!



てか、純粋にゲーム機の内部にとても興味がありました。



というわけで翌日、コントロールスティックの部品を買って自分で直してみる事にしました。



やるぞぉーー。



わくわくドキドキしながらもゲーム機を分解して、コントロールスティックの入れ替えに成功しました。



途中、これ本当に元通りになるの?と旋律と恐怖を感じましたが、なんとか見た目は元の状態になってました。



僕はゲーム機の電源を入れました。


起動に成功しました。


コントロールスティックも直っていました。


でも、画面が半分おかしくなってました。


孔明の上半身が見えなくなってました。


嘘だろ…。



僕はゲーム機を再び分解すると、さっき画面の液晶を知らず知らず壊してしまった事に気付きました。


そして、もう一つとても重要な事に気付きました。





これ.....弟のゲーム機じゃね?





てか、なんで僕が危険を冒して直そうとしたの?



ハイリスクノーーリターンだよっ!!



あれっ、でも最初から画面も壊れてたような…。



よく分からない腹痛。



弟が帰ってくるまでになんて謝ったらいいか、勿論弁償はするつもりだけど、他にどんなパフォーマンスをすれば許してくれるだろうか。



この原因不明のおなかの傷みに耐えながら、今、僕は....










ブログを書いていますっ ヾ(@^(∞)^@)ノ









知識は知識のままでも良い事はあります。



好奇心。



それは悪魔の囁き。