昨日、久しぶりにめちゃめちゃ怖い夢を見ました。
先日ネット通販を生まれて初めてやったんですが、あれって、届くって分かっていてもなんかドキドキで、できる事なら学校も休んで一日中玄関の前で待っていたいくらいワクワクしていました。
だからなのかもしれませんが、夢のなかで僕は通販で洋服を買おうとしていました。
それは、とても価値のある服みたいで状態も写真の感じだと良さそうで、しかし、値段が驚くほど安い。
そして、個人で出品している物らしく、直接その人とやり取りをしなくてはいけませんでした。
さらによく見るとオークションに出品された時期が5年前で、これが未だに落札されていないのはおかしいと思って、僕は直接電話をかける事にしました。
僕「すみません、ネットをみたものですが…」
相手「……」
電話には出ているのに応答がないのです。
僕「あのー……」
女の声「…やっと…見つけたわ」
僕「えっ?」
女の声「私はサチエよ!いつきさんでしょ?」
僕「いや、僕はいつきさんではなくて…」
女の声「あなたはいつきよ…今そっちに行くから」
そこで受話器が切れて。
そして、ピンポーンとインターホンの音がっ!...
そこで目を覚ました。
(こぇーーーー、てか、サチエって誰?こぇーーーー)
なんか、物凄く目が覚めてしまいまして。
しかも、オチも綺麗だったし、この怖い夢を誰かと共有したいという気持ちに駆られて…というか、もう話さないと寝られないテンションで。
そしたら、運良く弟が部屋からトイレに入る音が聞こえて、僕は忍び足でトイレの前に立ちました。
(あーー、早くコイツ出てこないかなぁーー)
弟が便座に座った音がしたので、(なんだよ、大きい方かよっ!)と思いながらも待っていました。
すると、だんだんと怖い話をするだけじゃ物足りなくなってきて、これはせっかくだし、驚かしてやろう!!という気持ちが芽生え、いつの間にか僕は、サチエさんサイドの人間になっていました。
(あー、まだかなーーー)
僕は待ちました。
(ちょっと寒いなーー、さて、どんなポーズで驚かそうかな?)
僕は待ちました。
(いや、寒くね?ちょーさみぃーじゃん!!)
一向に出てくる気配がありません。
こ
のまま反転して戻ればあの暖かい布団に入れる!!
しかし、そんな事をすれば、今までの待ちが全部水の泡だ!!
何度も何度も挫けそうになりました。
でも、どんなに状況が変化しなくても…どんなに寒くても…弟の踏ん張ってる声と、その踏ん張ってる声で
笑いそうになったのを踏ん張った自分の事を思うと、諦めきれませんでした。
そして、ついに変化は現れました。
「カサカサッ、サー」
本のページをめくる音がしました。
僕はその音でなぜか物凄く頭がフル回転して、1つの可能性にたどり着きました。
(アイツ…ずっと貸してた俺のワンピースの漫画をトイレで読んでる…。)
(嘘だろ…嘘だと言ってくれよ!!)
僕は恐怖のあまり驚かす事を忘れてしまいました。
(早く出て来てくれよ)
僕は待ちました。
(寒いよぉー、恐いよぉー)
僕は待ちました。
(この待ち…なに?)
そして、弟が出て来ました。
しかし、崩れ落ちている僕…。
弟「なにやってんの?」
僕は弟の手元にある犠牲になった漫画らしき本に視線を向けました。
すると、なんということでしょう。
弟の手元にあったのは漫画ではなく歴史の教科書でした。
「
お前…トイレでも勉強していたのか?」
弟「ちょっと来週テストでさ…。」
弟がとても神秘的なモノに見えました。
(なんだ……神か…LEDって後光だったんだね。)
弟「それより、なにしてんの?」
(なんて汚い兄なんだ!言え!正直に本当の事を!!)
「いや、ホットミルク飲むかなぁーって思って、飲みますっ??」
弟「えっ、飲みたい!!」
(うん、きっと悪い夢を見たのも僕が待っていたのも、というか僕がこの世に生を授かったのは、ここでホットミルクをいれる為なんだ)
っと、自分を正当化した夜でした。
※全然関係ないけど、怖い夢って人に全然伝わんないよね…。
...真顔