こんにちは!


崇太郎です。




こないだ、地元の友達A君と久しぶりに会おうという事になり、カフェで約束をしたのですが。




まぁ、待ってても約束の時間に来ないんですよね。

昔から時間にルーズな奴ではあったのですが、

電話しても出ないし、結局40分遅れてヘラヘラしてやってきたんですけど。




その時点でだいぶ僕イライラしてたんですけど。




とりあえず、話しますかと、僕は抹茶ラテをA君はコーヒーを頼みました。


さすがに、遅れてきたことを悪く思ってか、いつもマシンガンみたいに動く口は堅く閉ざされていて、ずっと僕の話に頷くだけでたまに口を開けたと思ったら「このコーヒー美味いな!」ってコーヒーの感想ばかりで。




それで僕がこないだバイクの免許をとったいう話をしたら、突然それまで聞き手役だったマシンガンが…




「一つ言っていい?」




「何?」




余談ですが、彼がいつも一つ言っていい?と言うときは大抵一つではないのです。

というか、それが彼がマシンガンとして人々に恐れられているマシンガンのマシンガンたる所以なのですが。




「ソウタロウ、お前自分に酔ってない?というか酔ってるわ。」




「はい?」




「まず、バイク乗ってる俺カッコイイとか思ってるわけでしょ?教習所で2ヶ月3ヶ月と苦労して手に入れた、俺カッコイイなわけでしょ?、理解しかねるね。」




「いや違うし、俺はお前の考えに理解しかねるわ!」




「後、ここだよねここ、俺たちのホームグランドは近所のファミレスじゃん!それがカフェって、お前、カフェって!酔ってるわ~自分に。」




「…そうですか。」


もう、反論するのがめんどくさかったので適当に流していると、それからしばらく謎の駄目だしは続き。




「たとえば、ソウタロウさぁ~今から俺が外で鬼ごっこしよって言ったら断るでしょ?」




「全力でお断りします、二人だけで鬼ごっことか気持ち悪いわ!外寒いし、というか寒いわ!」




「酔ってるわ~自分に!昔は全然気にしてなかったじゃん、別にホントに鬼ごっこしたい訳じゃないよ!つまりね、ソウタロウの行動原理のプライオリティはね、俺カッコイイなんだよね、ナルシストの中のナルシストだよね。」




「じゃあ、お前にはそいう瞬間ないんだな!!(なぜかキレ気味で)」




「あるよ…俺自分大好きだもん。」




帰り道、僕らは鬼ごっこをしながら帰った。途中で上着を脱ごうというノリになって走った。薄着で。


外は相変わらず寒かった。ただ、僕等なら、僕等ならどこまでも行ける気がした!!




そう、僕等は…自由だ。