もうこれ以上
誰かを傷つけたり
泣かせたり 嫌われたり
そういうのが嫌だから
笑って本音耐えて過ごして
今まで生きてきてた
「要領いいね」と言う"誰か"は
僕の本音は知らないから。
そうならざるを得なかった
それだけ弱かった僕を。
「羨ましい」と言う"誰か"は
僕の表面しか知らないから
無神経な言葉に虫酸が走る
ならばあなたは努力したの?
どれだけ理不尽なことを言われ
どれだけ不公平なことがあって
それでも笑顔を向け本音隠して
耐える努力をしたと言うの?
だからそんな言葉が言えるの?
本当はもうこれ以上
自分を嫌いになるのは辛い
自分を責めるのも苦しい
自分を憎むのも疲れる
でも誰かを憎む方が
もっともっと疲れる
過去が払拭できないから
僕らはそれにしがみつき
耐え忍ぶしかない。
それを分かっているから
少しでも傷つかない生き方を
探すしかない。己の力で。
誰だって苦しいのは嫌だから
嫌いになりたくない
苦しいことは嫌だ
憎みたくない
誰だってそう
目にするたび
自己嫌悪に陥るのは嫌だから
どんなときも笑ってほしくて。
だけどそれは何より
自分のためにということも
分かってる。