吉川 輝昭 12


1981年11月13日(28歳) 185cm/92kg(O型)

ドラフト:2003年(自由枠) 厳木高-日本文理大 出身;佐賀 6年目

右投げ右打ち


試合10 勝利0 敗戦3 H0 S0 投球回18 3/2 三振10 四球10 防御率11.57


試合27 勝利7 敗戦2 S0 投球回57 三振37 四球15 防御率2.53


自由枠で入団で6年目を迎えるも1軍に定着できないシーズンが続いている


ここ数年は登板機会自体も減少傾向にあるなかで、2軍では結果は残せている


年齢を考えても結果次第では最悪の事態もありうるだけに来年こそは結果が求められる



・投球

彼の最大の長所はなんといっても150キロ近い速球である


身長185センチの恵まれた体格から繰り出される速球の威力は十分


しかし、制球力に難がある


四球で崩れるほど悪いわけではないもののストライクに集まりすぎてしまっている


甘い球も多くなってしまい、打ち頃の球を打たれてしまっている


2軍で結果を残せているのには2軍の選手ではこの甘い球を確実にミートできていないからではなかろうか


1軍では打ち頃の球を見逃してくれるほど甘くは無い


1軍の2軍の壁に完全にぶち当たってしまっている投手の一人ではなかろうか


変化球はカーブ・カットボール・チェンジアップ・スライダー・フォークと多く、シュートも会得した


豊富なのだが三振を取れるほどの武器が無く、良いストレートや豊富な変化球があるのに三振数はそれほど高くは無い


これといって武器となる変化球が無い投手である


それと2軍では相手を見下ろす余裕のある投球ができるのに、1軍では途端に打ちこまれたり、動揺してしまい精神面での課題もある


しかし、ムードメーカーでありチームメイトにいじられたりする場面もあり彼が活躍できればチームの盛り上がることが期待できそうである



・起用法

年齢を考えるとこれから育てるには少々厳しい年であるし、まずは2軍でどんな場面でも結果を残して監督の目に留まるような活躍をするしかないだろう


先発や中継ぎなどで起用されているが、敗戦処理程度で投手の疲れを軽減できれば良いぐらいに考えるべきではないだろうか


実際に1年目、2年目では敗戦処理での登板も多く目立った


吉川が大事な場面で起用できないのは捕まると途端に試合を壊してしまうためであり、それを改善できないことには重要な場面では使いにくい


低めの投球ができればストレートや豊富な変化球が生きて打たせて取る安定した投球も可能だろうが、プロになってからずっと言われ続けている制球力が来年急成長するとは考えにくいであろう






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山口 俊 11


1987年7月11日(22歳) 187cm/90kg(O型)

ドラフト:2005年((高)1巡目) 柳ヶ浦高(甲) 出身:大分 4年目

右投げ右打ち


試合51 勝利5 敗戦4 H7 S18 投球回55 三振68 四球17 防御率3.27


去年のシーズンで結果を残したことで、チームのセットアッパーとして自身初の月間MVPを獲得


抑えで結果が残せなかった石井裕也の代わりクローザーを務めることになった


慣れないポジションで山口自身かなり悩み、一度2軍に落とされるなどあったが、シーズン終盤には彼の持ち味が存分にでていた


終わってみれば18セーブを記録し、来季に大きく期待を待たせるシーズンとなった



・投球

150キロを超える速球派で速球のノビも素晴らしく、イニング数以上の奪三振を記録するなど奪三振率の高さが魅力


奪三振率 11.13


2軍では前年2年連続で奪三振王に輝き三振の取れる投手である


制球力はまだまだ発展途上で四球で自分を苦しめてしまう場面も何度かシーズン中は見受けられた


変化球はカーブ、スライダー、フォークなどがあるがまだまだ精度が低い


来シーズンへ向けて新球の開発に着手しているようなので、新球「どすこいボール」に期待したい



・起用法

今シーズンは抑えの石井に代わり抑えを任された山口


ファンの中では来季も抑えとして活躍してほしいとの声も多い


しかし、抑えは外国人で行くという尾花監督の明言通り、新外国人ブーチェックを獲得


山口には先発できる体力作りを命じられた


意向ではブーチェックがストッパーとしての仕事ができないと判断されたならば山口が再度抑えに回ることとなるようである


2軍では先発から抑えと一通りこなしているが、1軍での先発は2年目までの07年であり、その時には先発として結果が残せていない


勿論、あのころの山口では無いし、尾花監督にも真っ先に目を付けられ相当教育していくであろうから先発として回せればそれに越したことが無い


しかし、彼の速球が何回まで通用するかによるだろう


彼の生命線はやはり速球であり、それに打者が対応できてしまえば変化球や制球力はまだ課題がある山口には苦労を強いられるであろう


1回という短いイニングでは十分に生きる速球も回が進むにつれて対応されないかが気がかりである


しかし、幾多の投手を一流に育て上げてきた尾花が目を付け先発転向を進めたということは彼が先発の柱として将来活躍できると見込んでのことだろう


彼が先発として将来のエースに成長してくれれば申し分ない


ファンの期待はかなり大きな投手の一人でその期待にこたえるのは難しいであろうが、ずば抜けたストレートで来シーズンも三振の山を築く姿を見たいものである




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横浜・加地球団社長がチーム再建へ巨人の若手育成プランを参考にする意向を明らかにした。

 「巨人は倒さなければいけない相手だけど、横浜もそのシステムは参考にしないと」。巨人は育成出身の山口、松本が新人王を獲得。能力を数値化し、ファームでの下積み時代に個別に応じた強化方針が素質開花につながった。横浜は生え抜きの若手投手陣が伸び悩んでいるのが現状。今後はファームでの登板数やイニング数のノルマを設け、長期的な視野で若手育成に努める。(スポニチ)



加地社長が明言した巨人の若手育成プランを参考にするという発言


巨人が現在、圧倒的な戦力がある中で若手の台頭が目に付く


スター選手も多いながら山口や松本など新人王が生まれるなど若手、ベテランの調和が上手く取れている


補強にかけている費用は他球団に比べれば多いが、確かに若手の成長もあると思う


一方、ベイスターズの若手たちはなかなか1軍に定着できずにいる


選手層が厚いわけではない、正直12球団で一番チャンスがあるチームではないだろうか?


しかしながら1年間通して1軍に定着できない選手が多く、若手育成がベイスターズにとっての課題の一つであった


特に投手陣は三浦に次ぐ投手がなかなか定まらずにいる


そこで目を付けたのが育成に成功している巨人である


選手数はベイスターズよりも多いながらも巨人は確実に若手を育て上げている


ベイスターズにも良い素材の投手は多いながらも結果がでない


投手陣の底上げが最重要課題であった


監督には投手コーチとして実績のある尾花を迎え、コーチ陣も一新


指導法も巨人の指導法を取り入れるなど今までのベイスターズから変わっていく姿勢が見られる


他球団の選手も積極的に補強して血の入れ替えも行われている


巨人というチームは好きではないが、若手が育っていることは事実である


新戦力と生え抜きとで競争が生まれることでチーム力のアップも狙える


最下位脱出の為にも生え抜き選手の頑張りが何よりも重要でファンもそれを待っている


能力を数値化することで選手自身も何が自分に足りないか、何が必要かが分かってくる


生え抜きの成長に大いに期待できるシーズンになりそうである




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