恋は魔力だ。
人を好きになる、人を愛する権利を奪うことなど誰にもできない。


私は自分に相談してきた人以外に

基本的に"他人の恋路"をとやかくいうつもりなどない。
ものの善悪や倫理性を唱えられるほどわたしはできた人間ではない。


しかし、今回ベッキーの
“週刊文春宛に送った手紙”
のことは気になってしまった。


特にその手紙の中の
「川谷さんへの気持ちはもうありません……」
という一文だ。


……この”もう”って何だろう?

すごく引っかかる。


(※川谷さんとは“ゲスの極み乙女”のボーカル、今回の騒動のベッキーのお相手)


周囲に対して「わたしには気持ちなどもうありません!」
(今の自分がクリーンである)と
言い訳(許しを請う)する必要があるのだろうか?


「相手への気持ちがないことで自分を正当化」
するのはおかしい。


「川谷さんへの気持ちはもうありません……」
これは相手、川谷さん本人に言うべき言葉だ。


「あなたに気持ちはありません」
もし、本当はまだ彼に気持ちがあったとしても、
もし、忘れられなくとも嘘でも本人にそう伝えるべき。
お芝居でもそういって自分の心中を見せずに潔く去るのが
“許されない恋”をした女のルールだと思う。


「川谷さんへの気持ちは“もう”ありません……」
これはわたしには非常にショッキングな一文だった。


「あんたの旦那、大したことなかった
……だからもういいの」

に聞こえてしまうから。


「もう私には気持ちはない」などというあたかも
「自分が切ったような言い方」では

奥さんの怒りはおさまらないのではないだろうか?



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