草履の中心が膨らんだ丸い台です。

どちらかと言えば、女性物というよりも男性用?
と一目見た時は思ってしまいます。

形が男物似ていて、女性からは避けられそうですが、

台の高さも低く、幅も相当広く、真綿入りで履きやすい
ので、少ないながらも今後需要があるのでは?

と思っています。

着物で毎日生活!

草履の幅は広い方がいい!

と思われている方は、
少し特殊台ですが、洒落モノ専用の台として、

お勧めします~!

そんな台でした。



草履台は、『藤色』の真綿入り

花緒のつぼも、ブルーグレーと落ち着いた感じ。

でも、この草履は見ていてリズム感があります。






花緒から始まって、水玉⇒水玉⇒金糸

で、また 水玉⇒水玉⇒・・・


見ていると柄が、主張してきます。

こういう草履は、というよりも

こういう柄は、

『なんでかわからんけど、これ好き!』

と言われることが多い、典型のモノです。


自分の靴箱にも、一足は入っているそんな草履です。




防寒草履

見られて何を思われますか?

全く見られたことがない方からすると、

変わった履物に見えるかもしれません・・・


これは、『防寒草履』です。

やはり寒い地域、雪が降ったり積もったり、
というのが多いと、足の先はジンと痛くなります。

それを防ぐために、先へフードのようなモノが付いているのが
防寒草履の特徴です。


ちなみに、普通の防寒と違い、
横段の帯地を使用しています。。。

他と、趣があって良いと思います。


白い雪の上をシックな防寒草履で歩いている姿、
なかなかのものですね~。

近々『仙福屋』 に登場予定です、
興味のある方は金曜日すぎ、来店お待ちしています。






花緒留 というと、

草履の花緒を留めます。

他にも

バッグに付けて飾りにということもできます。


他にもなにかありそう・・・と思い、

以前社内で、『花緒留の用途、募集!』をしました。


そして、聞いていると、

『下駄に!』

という意見が・・・


花緒留め

まあ、気がつかないような当り前のような気もしますが、

意見としてもらったので、写真を一枚UPしておきます。





やっと上がってきた、『仙福屋の雨草履』。

ほんの少し、五代目日記 でも触れていましたが、
完成したときは、大雨でした。それも前が見えないぐらい・・・


この草履を作る動機は、ずっと昔からありました。
それは、やはりお客さんの意見です。

  『仙福屋の真綿入草履』 は、雨の日履くのは勿体ないので、
  雨草履を作ってほしいです。

  普通にあるものでは、ちょっと・・・

  できれば、帯地を入れて、お洒落なものがいいです。。。

  などなど

本当に沢山の話をもらっています。


それで、ずっと考えてきました。

試作を何度も作って、履いたりもしましたが、
あまり満足できるものができません。

まず、帯地は基本的に雨には良くないですから・・・
当り前の話+かなりハードルが高い、難点です。

そんな事柄を解決して出来たのが今回の草履です。


まず難点の雨にも大丈夫なようにと、帯地に特殊な加工をしていますので、
雨に対応できています(意外にここが難しかったところです)。

花緒の裏にも、少し手を加えています。

他にも、見た目にも、お洒落感を出すために、
草履の横にキルクを見えるように。

と・・・

そんな草履がこの草履です。
(初公開の横側の写真も入れておきます。)


雨草履1



雨草履 キルク
 周りを全部、包むよりお洒落な感じがしませんか?


『仙福屋』にも並べています。
 ⇒http://senpukuya-web.open365.jp/Category.55.aspx



あと一つ、製作しているモノがありますので、

それはまた次回以降に・・・




『雪輪』の鼻緒というと・・・

ちょっと季節外れかなぁ、

と言われそうな柄ですが・・・


実は、この雪輪、

『夏』と言っても良い柄です。

雪輪柄

桜は春に咲くので、『春』
 ⇒例外は沢山あり。

梅は、2月~
 ⇒例外あり。

などなど、

季節に応じた柄はあります。


この雪輪は、冬を表す柄としても使われますが、

夏に、雪の涼しげさを出すために、

着物の柄や帯の意匠に使われてきました。


そう聞くと、この草履の雪輪も、

涼しさを表している、と言っても良いかもしれませんね。


個人的には、縦に並んだ、雪輪が格好良く、

お気に入りになっています。

特に、草履単体で見るよりも、

白い足袋が入って、着物が上にあると、

最高に、お洒落だと思います!





草履割

草履を割ってみました。

中身はなかなか見ることは、ないと思うので、

貴重な映像です。


草履を横に割るのではなく、縦にバンと切った

切断面ですが、『仙福屋の真綿入り草履』 は、

まず目に付くのが、『真綿』だと思います。


天の革部分とキルクの間にパンパンに入ってます。

このように皺なく入れる職人さんは、日本でも2人しかいません。


そして、履く人のことを考えて、キルクを一部削り空洞を作っています。

このことにより、キルクの強度を保ちつつ、できる限り軽くする

そんな工夫もしています。


そんな風にして、製作された『仙福屋の真綿入り草履』

大人気です!


興味のある方は→http://senpukuya-web.open365.jp/Category.59.aspx




『真綿入りパナマ草履』
パナマ 草履



編み目も綺麗。
パナマ アップ

ふっくらとした、丸みが『真綿入り』の証です!



写真は、通常の革ですが、

この工程を通って、製作します。
 ⇒興味のある方は、こちら
草履 台

値段的にも、

『!!!』

となりますが、

抜群に良い草履です!



是非!とは、

言いませんが『夏の草履』で、

オシャレしたい~!

と思われている方、

候補の中に入れてもらっても、

良いかもしれません。



『仙福屋の草履』では、草履のリフレッシュ を行っています。

その内容は、

まずは草履のかかと直し
 
     ↓

台の裏を開けて、花緒取り外し

     ↓

花緒の矯正の意味を兼ねた挿げ直し。

というものです。


職人さんにいったん草履の鼻緒を外して、

再度挿げ直してもらうだけでも、

履きごちは、かなり良くなります。


↓草履の花緒を外したところ。
花緒挿げ替えなおし

この穴に、花緒が入っていました。

なかなか見れない、映像です。


一番、面白いのは、

この穴をじっとのぞいて見ると、

真綿入りの草履の場合は、

『真綿』が入っているのが良くわかります。


『真綿入り』なので

当たり前なのですが、妙に納得してしまいます。




『仙福屋の草履』
薄グレー×横段紹巴
 『薄グレー台×横段紹巴(薄地色)』

という組み合わせです。


台の色目が花緒の中の一色と結びついて

何ともいえない、まとまった感が出ています。


この花緒も『帯の横段市松』、とはまた違った、

可愛らしさが出ています。


台の色目は、薄グレー、帯地に金糸も少し入れたもの、

ということで、お洒落から幅広く履いていただけそうな、

草履です。


パッと見たときに、全体の色目のまとまりに、

目を奪われた草履でした。

お気に入りです。