陣痛室と分娩室は扉一枚で別れている。
陣痛室からベットごと私を分娩室へ助産師さん方が運んでくれた。
(歩きじゃなくてホントに良かった)
分娩台の隣にベットを付けると、『転がっても這ってもいいので隣の分娩台に移って下さい』
と言われる。
なんとか分娩台に移ると、思わず『あぁ、夢にまで見た分娩台だぁ』と呟いてしまった。
いったい、どれくらいの人数『助産師さん』がいたんだろう。
股のところに助産師さんが二人(一人は新人っぽい)、右肩に一人、左肩に一人、右太ももあたりに一人、離れた所で何か作業してる人が一人、先生も近くに座っている。
はっきり覚えていないけど、7~8人は居た(笑)
のちに、あの時はたまたま皆手が空いてて(笑)と助産師さんが話してくれた。
さぁ、次の陣痛がきたらいきんでね!と言われて・・困る。
だって、≪全然いきみたい感じ≫しないいんですけど・・・
友達が出産の時、いきみを逃すのが辛かった!いきみたくていきみたくて・・・と言う話を聞いていたので
自然といきみたくなるものだと思っていたら・・・
なんていうか、例えていうならすっごい下痢でお腹は痛いけど、まだその時では無くて出そうにないのにとにかく踏ん張れみたいな感じ。
もうね仕方がないんで、とにかく陣痛がきたら踏ん張ろうってやってみました。
だけどね、いきみ方なんて分からないじゃない。
案の定、一回目のいきみの後、熟練ぽいっ助産師さんに
≪肛門を上に向けるつもりで腰はあげないで、ここをの手を(手でお腹をさわりながら)跳ね返すつもりで!≫とかわけわからない事いわれたけど・・・余計できないって!!
それから、どれくらいいきんだだろう・・・
7~8名の助産師さんが『赤ちゃん少しづつおりてきてるからね』『うまいよ!』って励ましてくれているけど、いきむたび股の方の助産師さんの表情を見ると浮かない感じ、うまく進んでなさそうだな・・と感じた。
助産師さん、左の人は団扇で仰いでくれながら、水分を与えてくれて、右の人は他の生まれたての赤ちゃんを連れてきて見せてくれながら励ましてくれたけど、わたし・・・あの修羅場で他の人の赤ちゃんなんて可愛いとか感じる余裕のないちっさい人間でwちょっとうざいぐらいでした。あはは。
そんな事より、わが子!今はわが子しか興味ないのよぉ!
一人の助産師さんが『今ね赤ちゃん心拍落ちてるけど狭いところで赤ちゃんも頑張ってるからだから、大丈夫だよ』と言われて、は!とする。
赤ちゃんの心音?まだ(当然だけど)測っていたことすら、凄まじい痛みと、いきむ事に必死過ぎて気づいていなかった。
心拍が落ちてるだって!?(膣の中だからだろうけど)その時それを聞いた後、もう本当に自分でも
こんなに人生で力を入れた事は無いってくらいいきんだ。
もう必死。
早く出してあげたくて。
すると助産師さん、どうも何か(私にはなにか分からない)が狭くて降りて来れないでいるらしく、先生に
『先生がここでこうしてくれれば出ます』とか彼女達にしか分からない会話の中・・、先生が登場。
腕を交差させながら膣の中に両手をいれた・・・
いったい何をするんだろう・・・(((゜д゜;)))
熟練ぽい助産師さんが言うには
『次の陣痛が来たら先生が“痛く”するけど、先生に負けないでいきんで!』
えっ!?痛くするって??質問もなにもできないうちに次の陣痛・・・
先生・・おそらく両手で骨盤??を広げた??何か分からないけどとにかく骨広げられてる感じ!
痛い!!!
痛いけど、もうやるっきゃない!!
いっきぃむぅーーーーーー!!!(=`(∞)´=)
渾身の一撃
先生『はい通った』
って言ったけど、まだ生まれない・・・(´□`。)
でも、何かから抜けたらしい。
痛かったよ。
てか、もう痛すぎる。
それから、何度いきんだかな・・・やっと頭が膣の所に見えてきた。
手鏡でそれを見せてくれるんだけど、わたし・・・
陣痛よりなによりこの時が一番つらかったY(>_<、)Y
もう、痛いし苦しいし、そこまで見えてるなら、なんとかしてはやく出しちゃってよ!!って
暴れたくなった。
でも我慢。
次の陣痛、いきんでる途中でハイ!いきむの辞めて八ッハッと短く息して!と言われる。
もう最高にやな感じがお股に!痛い!痛い!挟まってる~よ~早く早く出しきっちゃいたい!!つらいよー
それで、いきんじゃだめって言われてたけど、ついついいきんじゃったかも。えへ。
会陰が裂ける感じが分かった・・・。
分娩室に入ってから2時間ちょっと待ちに待ったその時が・・・
あ゛ぎゃーほぎゃーと長女が誕生しました。
後産や、分娩時の細かい事は分娩室2へ続く