先日、イオン系列の「まいばすけっと」で

買い物をしていた時のことです。

 

「まいばすけっと」は他のスーパー、コンビニに比べ

プライベート商品である「トップバリュー商品」や

パンや飲料、おにぎりやお弁当なども

消費者に安く提供しています。

 

1人の高齢の男性がパンのコーナーで吟味して

30円引きのパンを選んでいる姿に胸が締め付けられました。

男性はパンを4つくらい購入されていて全てが値引きの青シールが

貼られていました。

 

先日、所用の後、

新宿の京王プラザホテルに久しぶりに行きました。

 

ホテルに入ってすぐ驚きました。

ロビーにいるのはほとんどアジア、欧米の外国人ばかり。

日本人は2人しかいませんでした。

 

ホテル1階には和中洋食のお店があります。

大学1年生らしき娘さんとその父母の

1組の親子連れが和食のお店の玄関前で

メニューを見ていましたが、笑いながら顔を横に振り、

お店を後にしていました。

 

最近の円安物価高、不均衡な日本経済、格差、

高齢化社会の現実、輸出企業は良いですが、

総じて貧しくなった日本を垣間見た思いがしました。

 

失われた30年のツケは大きかったということです。

 

安倍首相よるアベノミクスは

「安全保障」「軍備増強」を優先した政策で

本来の経済政策ではありませんでした。

 

安倍首相は

・2回の消費税増税で財務省を黙らせました。

 

・通貨量を増やして金融緩和し、デフレ経済に持っていき

 ゼロ金利、インフレにもせず、ゼロ状態を勧めるリフレ派を

 取り込み日銀を押さえ込みました。

 

国防も昨今の東アジア情勢を見ると大事だとは思いますが、

失われた30年で本来やらなければいけなかったことは

経済学者のケインズも言っていた「経済への投資」「設備投資」でした。

 

しかし、安倍元首相は自分のやりたかった信条としていた

国防、安全保障のための法改正と軍備増強をしただけで

将来の日本の経済成長のための投資をしませんでした。

国民のための経済をしませんでした。

 

その結果、GDPでは中国、ドイツにも抜かれ4位に転落。

 

円の信用力が弱くなり円安に。

自力で円高にできない経済力に落ち、

30年の間、賃上げもなく、税金だけあがって、

税などの国民負担率が収入の半分にまでになってしまいました。

 

悪い政治家を選んできた国民が悪いと言ったら

元も子もありませんが、ちゃんとした政治家を

今からでも選ぶことがこの国をかえる1歩となります。

 

子育て政策と地方経済活性に成功した

元明石市長の泉房穂さんは国政など政治家復帰はないと

ご本人は言っていますが、是非とも政界復帰をして

国民のための政治をしてもらいたいと思います。