安倍派幹部だった下村博文議員の衆院の政治倫理審査会は

本当に残念でした。

 

「ある人から提案があった」

 

と以前語り、そのある人を語るのかと期待しましたが

 

「覚えてない」

 

とは完全に世の中、有権者を舐めています。

 

下村議員がすべてぶちまけるのではないかという憶測もありましたが

そんな度胸や覚悟や才覚があるなら今のような評価にはなっていないでしょう。

 

彼は何しに政倫審に出たのか。

「ここは一つ森(喜朗)さんに恩を売っておけば

 少しは許してもらえるんじゃないか」

 あるいは

「ここで敵対した安倍派の幹部羅に恩を売っておけば自分の政治生命は安泰」

「ついでに有権者へのアピールもしておこう」

 

そんなところでしょう。

 

もう裏金議員に訊いても時間のムダなことは判ったので

安倍派の会計担当者を証人喚問して、

誰からの指示だったのか白黒つけた方が良いです。

証人喚問は嘘をついたら刑罰に処されますから。

 

 

白鳥浩・法政大学大学院教授(現代政治分析)も次のように語っています

 

白鳥教授

「(裏金)キックバックの継続の2022年8月5日の

 安倍派幹部の会合について、新たな証言が出た。

 下村氏もキックバックについて、

 「そこで結論は出なかった」とする。 

 つまり西村氏と同様な認識であり、

 塩谷氏のいう「とりあえずその年度は継続が決まった」

 という発言と齟齬が出ている。 

 こうした政倫審を開くことが無駄であるという

 意見もあるが、こうして一歩一歩、

 証言を集めていくことで少しずつ真相に迫っていくしかない。

  次は証人喚問に、早期の幕引きをはかろうとする与党が、

 応じるかどうかが、焦点となってくる」

 

裏金議員は説明責任すら果たせないなら

脱税したお金を納税し議員辞職すべきです。

そして与党・岸田自民党は解散総選挙して

信を問う選挙をしたらいい。

みなさん、次の選挙には必ず行きましょう。