夕顔の花 ?
朝顔と一緒に植えておいた夕顔が咲きました。
夕顔を育てるのは初めてです。
夜咲く花なので、部屋からの光で撮影しています。
白い大きな花です。
実からかんぴょうをつくるのですね。
地味ですが、そこはかとない色気と生命力を漂わせ、存在感のある花です。
源氏物語の中では光源氏がこの花に目をとめて、夕顔と名付けた女性との恋が始まるのでした。しかし、考えてみると夜に咲く花をよく見つけたなあ、と。白くて大きな花だから、闇の中でも目立ったのでしょうか。
心あてに それかとぞ見る 白露の
ひかり添へたる 夕がほの花
こんな歌を白い扇にさらりと書いてよこす夕顔の姫君って積極的だなぁと、古文を習った青春時代に感じたものです。
実がなるでしょうか。
楽しみにしています。
追記
他の読者さんの写真を見たら、ウチの花は夜顔かもしれません。
夕顔は、花弁が縮緬のように縮れていますがウチの花はつるり。
(夕顔の花 写真はお借りしています)
◯インズホームで夕顔という名で苗を売っていたんだよ!?
夜顔はウリ科ではなく朝顔の仲間なので実がならず、花だけを楽しむもののようです。
ちょっと残念。
でもこれでひとつ知識が増えました。
来年は、夕顔を種から買って育ててみようと思います。