茶道家竹田理絵さんのご著書です。
お茶と言うと
堅苦しい、敷居が高いというイメージがあります。
そうした先入観を拭って欲しい、
またお茶をたしなむ人に
お茶室の中だけでなく
茶道を日常生活でこそ活かして欲しい
という思いを込めて本書を出版なさいました。
(確かに。お茶室の中での稽古は立派、日常生活では部屋は散らかし汚い言葉を使う、というのであれば、なんのために茶道を習っているのかわかりません)。
茶道は、「引き算の美学」とあります。
「多くの情報や物があふれる中、
自分にとって不要なものを削ぎ落とす。
それは同時に、
本当に大切で必要なものは何かを
見極めることでもあります」(P85)
今こそ、茶道の精神を。