先日のコンサート会場で購入しました。

 

ナターシャさん

 

日本在住の方ですから日本語が堪能。

 

日本語の歌も入っています。

 

 

ウクライナ出身ということで

 

注目が集まっています。

 

(先日のコンサートもチャリティコンサートでしたし)。

 

 

ただナターシャさん、

 

原発事故の被災者でもあります。

 

親があのチェルノブイリ原発に

 

勤めていたので

 

原発からわずか3.5キロの所に住んでいたのです。

 

 

原発事故があった日も

 

事故のことを町の人は皆知りませんでした。

 

(くしくも当時の大統領はゴルバチョフ氏)。

 

避難命令が出たのは事故から3日目、

 

しかもその時でさえ

 

「念のための避難です。

 

すぐ戻れますから

 

荷物は置いていって下さい」

 

と言われたそうです。

 

 

結果丸2日間

 

3.5キロの地点の人が普通の生活をし

 

放射能を浴びてしまったそうです。

 

 

あれから36年

 

「何人もの友達が亡くなりました。

 

 多くの知り合いが亡くなりました。

 

 後遺症に苦しんでいる人もいます。

 

 生まれた子どもに影響が出ている人もいるのです」(要約)。

 

 

ナターシャ・グジーさんは訴えていました。

 

「チェルノブイリ原発事故を忘れないでください。

 

 忘れてしまうと

 

 同じ過ちを繰り返してしまうのです」

 

 

36年前のチェルノブイリ原発事故どころか

 

わずか11年前の福島原発事故のことも

 

忘れようとしている動きがあります。

 

 

同じ過ちを繰り返さないで欲しいものです。

 

(旧ソ連ネタが続くときは続くものです)。