いつもありがとうございます。
鳥爺こと松本壯志(そうし)です。

先日、自分でも思いがけない行動を起こし、自分自身が
驚いたことがあります。

夕方、東武東上線柳瀬川駅から池袋方面に向かう電車に
乗り込んだときでした。
電車はこの時間にしては比較的混んでいて、多くの人が
つり革に捕まって立っていました。
しかし、ある所だけが2つ座席が空いていたのです。

どうして誰も座らないのだろうか?

と思い、そこに視線を投げかけると、座席の上に飲み干
したペットボトルが置き去りにされていたのです。

そのとき自分でもビックリしたのは、何も考えもせず、
周りの視線も気にせず、放置されたペットボトルを
拾っていたことでした。
まぁ、その後、ちゃっかりその座席にも座りましたが(苦笑)。
でも、この歳になって、初めてちょっと良い事ができた
ことが嬉しかったです。

今までの自分であれば、他の人と同じように空いていても
その席には座らなかったでしょう。
なぜ行動に移せたかと自分なりに考えてみると、毎週1回
柳瀬川近辺を朝掃除していることではないかと思います。

柳瀬川周辺の清掃するときも、いろんな人に見られています。
でも、最近は人に見られようが、ほとんど視線を感じなく
なりました。
そのような感覚が普通になったので、今回の行動に繋がった
のかと思います。
でも、また同じようなことがあったら、できるかといえば
全く自信がありません。
いつものようにできないかもしれません。

しかし、できなくても意識さえしっかり持っていれば、
次に繋がるのかなと思っています。

実は朝清掃を継続しているきっかけを作ってくれた言葉が
あります。

「ゴミをひとつ拾う者は、大切な何かを拾っている」

これは
「なぜ、『そうじ』をすると人生が変わるのか?」
という志賀内泰弘さん(ダイヤモンド社)が書かれた
本の一節です。

最初は掃除をすれば会社が儲かるとか、そんな軽い気持ち
で読み始めした。
しかし、読み進めていくうちに、掃除をすることって
ほんとうに大切なことだということを痛感させられました。

「そうじ」と「そうし」
「そうし」は私の名前です。
とても似ているので、自分の名前が嫌でした。
でも、今はこの名前がとても誇りに思えてなりません。
名付けてくれた両親に心から感謝します。