ストリートファイターIV 特典 オリジナルアニメーションDVD「ストリートファイターIV~新たなる絆~」付き
◆PS3:「ストリートファイターIV」
◆Xbox360:「ストリートファイターIV」


「対戦格闘の原点回帰」をテーマに14年振りの復活を遂げた「ストリートファイターⅣ」。

小生も90年代に対戦格闘ゲームの魅力にハマりまくった一人でしたが、

時間とともにどんどん複雑・高難度化していく格闘ゲームたちについていけず

気がつけば疎遠になっていた小生をゲーセンに引き戻したタイトルでした。


そして本日、待ちに待ったPS3/Xbox360版「ストⅣ」の大型アップデートが解禁。

下手の横好きながら久しぶりに2ヶ月以上同じ対戦格闘ゲームをプレイしている小生も

ネットワーク対戦で勝ったり負けたり負けたりを繰り返しながら、

今日という日を一日千秋の思いで待っていました。


配信された大型アップデートの概要は以下の記事を参照していただくとして、

今回は早速追加されたモードなどについてレビューしてみたいと思います!!

※本レビューはPS3版をもとにした内容となっております


[参考リンク]

「ストリートファイターⅣ」オフィシャルサイト


「ストリートファイターⅣ」大型アップデート詳細・配布日発表ほか

(小生のホビーブログ)





▼「対戦するプレイヤーの気持ち」に重きを置いているが重い「チャンピオンシップモード」


まず最初にアップデート前に判明していなかった仕様をお伝えします。


■トーナメントはプレイヤーの実力によって振り分けられる「グレード制」のほかに

  ポイントに関係なく参加できる無差別級トーナメント「フリー」から選択可能。


■トーナメントは3本制2本先取で勝利、タイムは99設定(いずれも固定、変更不可)。


■アーケード待ち受けでは検索優先事項として「接続品質」が設定されている(変更不可)。

 (設定可能なのは言語優先・参加グレードのみ)


■ネットワークモードでは検索優先事項として「どれでも」「接続品質」の設定および

  言語優先・参加グレードの設定が可能。


■アーケード待ち受けから参加し勝利した場合、自動で自分と同成績の相手とマッチングされる。


■ネットワークモードから参加し勝利した場合、検索することで自分と同成績の相手が表示される。

  (任意の相手とマッチングすることが可能)


■「チャンピオンシップモード」独自のランキング制度導入。

  (ランキング5,000位以内のプレイヤーのみ決勝戦の動画アップが可能)


■プレイヤーランクにかかわる「GP(グレードポイント)」は

  試合結果によって増加するが、たとえ負けても減少することはない(っぽい)。


■ランキングに関わる「CP(チャンピオンシップポイント)」は

  当該トーナメントに参加したプレイヤーたちのGP合計値をもとにした評価点である。


  ・対戦に勝利した場合、勝者に敗者が持つGP分のポイントがCPとして加算される。

  (対戦に敗北した側のGPは減少しない)


  ・最終的にトーナメントに優勝した場合、獲得したCPにあわせてGPが加算される。

  (獲得したCPすべてがGPとして加算されるわけではなく、一定のパーセンテージで加算される)


  ・CPはトーナメント優勝時・敗退時にリセットされる。

  (別トーナメントへの持ち越しはできない)


■対戦開始前には相手の回線状況・切断率が表示されるので

  プレイヤーの意にそわない対戦は任意にキャンセルすることが可能。


■「チャンピオンシップモード」概要はオプションよりいつでも閲覧可能。


一番うれしかったのは「GPは対戦に負けても減少しない」点。

小生のランクは未だ「G3」なのでランクが上がると変わってくるのかもしれないですけど、

とりあえずG3ではどんなに負けてもGPが減ることはありませんでした。


通常のランクマッチだとコツコツ稼いだBPがポイント的にはランク下でも

めちゃめちゃ上手い対戦相手にはゴッソリ持っていかれることが多かったですから・・・。

その点GPはプレイした回数だけポイントが上がっていく(初戦で負けても1P加算)ので、

CPをごっそり持っていかれても「腕が足りなかった」と納得しやすいんですよね。

少なくとも理不尽なポイントの増減にイライラすることはなさそうです。


もうひとつ驚いたのが、アーケード待ち受けでマッチメイクされた相手の回線が

一度も「点滅表示(速度不明と判定)」されなかったこと。

特に勝敗重視のトーナメント戦においてキーポイントとなる「回線速度」が

速いにしろ遅いにしろ必ず表示されるのは本当にうれしかったです。

おまけに意にそわない対戦はキャンセルすることも可能ですし、

自分が納得できるかたちでトーナメントに挑める仕様はすばらしいと思います!


ただ気になる点がひとつ。

対戦相手の回線が5本表示だったとしても試合中急に遅くなることがしょっちゅうあるなど、

プレイ中の回線速度が通常のランクマッチなどに比べ遅いように感じます。


ラグは頻繁に起こるためモッサリした試合になりやすく、

これならランクマッチでもいいかなと思ってしまうほど。

アップデート直後でサーバーに負荷がかかっているのかもしれませんけど、

ユーザーとしては一日も早い改善を望みます。





▼かなり手が入れられたっぽいネットワークモードの「回線」まわり


先にチャンピオンシップモードの回線はやや遅めに感じると述べましたが、

全体的に見ると回線関係は改善されているように感じますね。

顕著なのが回線判定で、モード・検索優先事項に関係なくほとんどの場合速度表示がされますし

ネットワークモードの検索でも速度表示がされる割合が若干上がっている気がします。


また、速度自体も早めに表示されることが多いように感じます。

小生の家では最高でも4本以上表示されたことはなかったのですが

アップデート後は5本表示がバンバン見られたのには驚きです。

更新前はいまいちの制度だった接続品質・同じ強さなどの検索優先事項が

回線速度の表示により随分とつかいやすくなった印象を受けました。


しかし、ネットワークモード全般に言えることなのですが

アップデート前より「回線速度が急に遅くなる」ことが多くなったように感じます。

体感速度的には回線速度が4~5本の相手でも以前の2~3本程度の速度しかないような感じで、

速度表示自体かなり「水増し」されているように思えなくもありません。


試合中いいところで急に遅延が起こり、ペースが乱れることはしょっちゅう。

アップデート間もないためサーバーへ負担がかかっているのかもしれませんから

もうちょっと様子を見ようとは思いますけど・・・。








▼浸透するには時間のかかりそうなPS3独自モード「リプレイ投票」


今回のアップデートでもうひとつの大きな追加要素と言えば、

「リプレイ」から上位対戦者の試合を自由に鑑賞可能となったこと。

PS3版ではさらにリプレイ再生中の好きなタイミングで3種類の評価項目に投票できるのですが、

現段階では投票状況など何度観ても「?」となることが多いように見受けられます。


投票はリプレイ一つにつき最大99まで投票を行えるため

本来ならトリビアの泉の「へえボタン」みたいな使われ方を想定しているのでしょうが、

プレイヤー側のほうでまだ使い方がわかっていない様子。

キャラクターが前に進んだだけなのにすごい勢いで投票数が増えていったりと

本来の使われ方とはほど遠い状況となっているようです。


投票することで「プレイヤー間で上手いプレイを共有する」狙いがあるのでしょうが、

製作側の意図する使われ方がされるまでにはしばらく時間がかかりそうな感じです・・・。






公式サイトによると「無限コンボ」などの修正はなされているそうですが、

初心者ユーザーの小生から見るとバランスが変わるほどの変更はなさそうです。


目玉「チャンピオンシップモード」はプレイヤーのことを考えた調整がなされており、

発売から2ヶ月もの間この日を待ったかいがあったと思えるほどの出来栄え。

回線検索の精度が上がったことにより、さらなる対戦三昧の日々が過ごせそうです。


ただ、ただやはり回線自体が重い・・・。

正直「チャンピオンシップモード」のラグはとても「ストⅣ」とは思えないほどのもので、

安定化がなされないと結局ランクマッチに逆戻りとなってしまいそうです・・・。


せっかく丁寧につくった「チャンピオンシップモード」が宝の持ち腐れとならないよう、

せめてアップデート前のランクマッチ程度の接続品質保持を心からお願いします!