▼第一試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
○裕次郎/内藤組 [インカレスラム] プリンス・デビット/稔×
NO LIMIT、NOAH大会からの勢いを結果に繋げ、初戴冠!
内容的にも文句なく、一躍新日ジュニアの頂点へ昇りつめました!
次はやはりライガー・金本組でしょうか・・・
今後のジュニア戦線に注目です。
▼第二試合 6人タッグマッチ
○ロウ・キー/邪道/外道[キークラッシャー]タイガーマスク/金本/ライガー×
試合後、ロウ・キーを田尻が襲撃。
マイクにてロウ・キーのIWGPジュニア選手権へ挑戦をアピール。
ZERO-1MAX対抗戦では活躍していたものの、いまいち存在感のなかった
田尻がやっと動き出したといった印象です。
しかしライガー敗北ですか・・・
ベルト挑戦もあるかと思いましたが、やや遠のいた感じですね・・・
▼第三試合 GBH vs F4
○矢野/真壁/石井(GBH) [鬼殺し] 小島/KAI/大和×(F4)
試合は終始GBHのペース。
最後は真壁が小島へのイス攻撃→矢野がスピアー→鬼殺しの黄金連携。
ユニットとしての地力の差を感じさせる試合でした。
▼第四試合 棚橋壮行試合
○中西/吉江 [ヘラクレスカッター] 蝶野/棚橋×
蝶野と棚橋は終始タッグワークがかみ合わず。
試合は中西・吉江らビックマウンテンズのやりたい放題。
しかし、なんかビックマウンテンズにも攻めに緊張感が見られない・・・
この内容ではベルト挑戦は難しいのでは?
▼第五試合 スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀 vs ジャイアント・バーナード
バーナードはベイダーやビガロを思い起こさせるコスチュームで入場。
試合は序盤バーナードがGBHの介入、エプロンへのパワーボムなどでペースを掴む。
後藤はパワーボムで肋骨を痛めたか?
バーナードの猛攻は止まらず、コーナーへのハンマースルー・コブラツイストなどで肋骨を痛めつける。
場外でもカール・アンダーソンの巧みなサポートにより後藤に休み暇を与えない。
後藤のセコンド、ミラノコレクションは止めに入ることすらできず。ユニットの力の差か。
バーナードはさらにボディシザーズ・セカンドロープからのボディアタックで追い詰めるも、
後藤が二発目をかわしラリアット・ニールキックで反撃。
バーナードがボルドーボム→後藤がジャーマン、ダイビングエルボー→コブラクラッチで追い詰める。
しかしあと一歩というところでまたもアンダーソンが介入。
レフリーの見ていないところでリングに乱入し、後藤のコブラクラッチを解く。
最後はバーナード、必殺のバーナードライバーでカウント3!
○ジャイアント・バーナード [バーナードライバー] 後藤洋央紀×
バーナードはヒール転向を満天に知らしめる試合内容。
後藤はG1優勝後、武藤戦からいまいちパッとしていませんが、今日も結果を出せず。
このままでは優勝はフロックだったと言われかねない現状ですね。
▼第六試合 チェーンデスマッチ(時間無制限一本勝負)
天山広吉 vs 飯塚高史
アナウンサー、飯塚入場時に「三角巾の使い方が間違っている!」と絶叫。
飯塚のセコンドには真壁・矢野・邪道外道ら主戦力がついている。
天山は小島を花道から引き連れて入場。小島・F4陣はそのままセコンドに。
チェーンを天山が手首に巻き、飯塚は矢野に巻かせる。
なにやら不穏な空気が流れるなか、試合開始のゴングが鳴る。
試合はチェーンデスマッチの王道、チェーンの探り合いからスタート。
飯塚がロープに走るも、天山がチェーンを引いて動きを止め、ラリアットで場外へ落とす。
GBHは場外で飯塚のチェーンに細工をしようとしている?
飯塚が天山のかみつき攻撃などで早くも流血。
場外に逃げようとしても、天山がチェーンを巧みに使い飯塚を逃がさない。
天山はさらにモンゴリアンチョップ、ブレーンバスターなどで完全にペースを掴んだかに見えた。
しかし天山が再度飯塚を場外に落としたところで、GBHがチェーンを引き天山を引きずり下ろす。
GBH、F4らが場外で大乱闘。その隙に飯塚が天山を流血に追い込む。
天山をリングに戻した飯塚はチェーン攻撃→かみつき→馬乗りパンチで天山を追い込む。
パイルドライバー2連発を狙う飯塚。天山は2発目を返すものの、追撃に失敗しペースを掴めない。
飯塚がチェーンラリアットから天山の首にチェーンを巻いての絞首刑ブリザード!
さらに背後に回っての魔性のスリーパー!
天山がコーナーに飯塚を叩きつけなんとか蘇生し、アナコンダバイスへ移行!
立ち上がる飯塚にアナコンダバスター!
追い込まれた飯塚、チェーンを拳に巻いてのナックルで脱出するも、後が続かない。
天山のトップロープからのダイビングヘッドバット→TTD!
さらにムーンサルトプレスでとどめを狙う!
させまいとGBHが介入→天山が弾き飛ばす→飯塚が蘇生、天山をチェーンで引き倒す。
二人座り込んでの殴り合いの最中、椅子を持って矢野が介入しようとする!
しかし小島がラリアットで蹴散らし、そのままユニット同士の場外乱闘へ。
ここで真壁がレフリーの隙を突きチェーンラリアット二発!
飯塚のアイアンフィンガー・フロム・ヘル!
天山を後ろ手に縛りつけ、全体重をかけチェーンで天山の首を絞め続ける飯塚!
小島の「天山!」という叫び声が響くなか、レフリーが無常のストップコール!!
○飯塚高史 [レフリーストップ] 天山広吉×
試合後、小島はリング上で大号泣。
勝った飯塚、負けた天山ともに自力では帰れず、セコンドに抱えられて退場。
会場は水を打ったように静まり返っていました・・・
「チェーンデスマッチに名勝負なし」と言われて久しいですが、
非常にいい内容だったと思います。
天山はこのままでは終われないでしょうし、飯塚もまだやり足りないでしょう。
真の決着は来年1.4まで持ち越しでしょうか。
▼第七試合 新日本 vs ZERO-1MAX決着戦(世界ヘビー級選手権)
永田裕志(新日本プロレス・挑戦者) vs 田中雅斗(ZERO-1 MAX・王者)
永田、田中は双方今までの対抗戦に出場したメンバーを従えて入場。
会場もチェーンデスマッチ後ということもあってか、異様な空気に支配されている。
対抗戦頂上決戦、いよいよゴング。
序盤はお互いの力量を探り合う展開。
徐々に永田が打撃でペースを握るかと思いきや、場外で田中が椅子攻撃などで対抗。
予想通りの打撃メインの展開となる。
先にペースを握ったのは田中。
情け無用の容赦ない攻めから、永田の顔を切り取るスライディングD!
文字通り、永田は顔を切り流血。なおも田中の攻めが続く。
田中、勝負を賭けるスライディングD2連発!
しかし永田が2発目をかわし、白目をむきながらの座り込み式腕ひしぎ!
だんだんと田中の目の焦点が合わなくなっていく・・・
バックドロップ→エルボー→延髄切りとたたみかける永田!
完全に意識が飛んでいる田中に、最後は必殺バックドロップホールド!
○永田裕志(新日本) [バックドロップホールド] 田中雅斗(ZERO-1 MAX)×
試合後、永田がマイクで「ZERO-1 MAX、敗れたり!」と絶叫。
聞き捨てならんとZERO-1 MAX勢がリングに押しかけ、新日本勢と大乱闘に。
殴り合いのさなか、ZERO-1 MAX佐藤が永田の前に立ち、対戦をアピール。
どちらかが潰れるまでこの対抗戦は続きそうです。
乱闘が落ち着き、永田が再度マイクアピール。
「中邑選手に応援をお願いします!」と次の試合でIWGP奪還に挑む中邑に対しエールを送る。
▼第八試合 IWGPヘビー級選手権
武籐敬司(王者・全日本プロレス) vs 中邑真輔(挑戦者・新日本プロレス)
タイトルマッチ宣言を読む山本小鉄さんの声が上ずるほどの緊張感。
しかし武藤に対する声援も大きく、対抗戦というムードは薄い。
中邑は永田の声援にこたえることができるか?
予想通り、というか序盤はお互いが得意とするグラウンドを中心とした展開。
徐々に中邑が武藤の右腕に攻撃を絞り始める。
中邑がペースを握り始めたところで、武藤が逆回りのドラゴンスクリュー!
低空ドロップキック→ドラゴンスクリュー連発→足四の字固めの武藤攻めへと移行。
なおも攻め続ける武藤に、中邑はカウンターのラリアットからジャーマン2連発。
フルネルソンを返した武藤、しかし中邑は脇固めで切り返す。
さらに回転式腕ひしぎ逆十字と、徹底して武籐の右腕を攻め続ける。
武藤がリングインしようとする中邑にシャイニングウィザードからのマジックスクリューで反撃。
シャイニングウィザード→ドラゴンスクリュー→シャイニングウィザード連発の波状攻撃を見せ、
とどめのムーンサルトプレスを慣行するも、古傷の膝を痛めてしまい顔をしかめる。
中邑は武藤の痛めた仕草を見逃さずヒールホールドへ!
一度は逃れた武藤をさらにリング中央でのヒールホールドに捕えギブアップを狙う!
そしてランドスライドから腕ひしぎ逆十字の必勝パターン!
逃げようとする武籐、しかし中邑は決まるまで何度でも仕掛けていく!
もがく武藤、決めようとする中邑、このまま決めるか!
しかし武藤はロープブレイク!
さらにランドスライドにいく中邑を膝蹴りで迎撃!
それでも追撃を狙う中邑を電光石火のフランケンシュタイナー!
鬼のような形相で、武籐がカウント3奪取!
○武藤敬司 [フランケンシュタイナー] 中邑真輔×
パーフェクト!
まさにプロレスの芸術!
だからプロレスファンはやめられないんですよね!
中邑はこれでIWGP戦、しかも同じ相手に半年で2連敗。
新日本プロレスファンの大きな期待を背負い、いい試合をしましたが
やはり「実績を残していない」状態での挑戦は早すぎました。
新日本の未来を背負う存在から一転明日が見えなくなった中邑ですが、
諦めず何度でも大きな壁に向かっていってほしいものです。
すべての試合を見終わりましたが、
近年まれに見るほど出来のいい大会だったと思います。
プロレスの未来は明るいですよ!