※本ランキングは2011年12月17日発売の新作PSVita/PS3/Xbox360ゲームソフトを対象に、

  当ブログがamazonベストセラーより独自に調査・集計したものです。(12/14 21:00現在)

  なおランキング中、前述数字が人気・括弧内がamazonランキングとなります。



2位(41位)◆PSVita:『みんなのゴルフ6』 3位(44位)◆PSVita:『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』
1位(35位)◆PS3:『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』
2位(41位)◆PSVita:『みんなのゴルフ6』
3位(44位)◆PSVita:『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』
4位(58位)◆PSVita:『ドリームクラブゼロ ポータブル』
5位(71位)◆PSVita:『ロード オブ アポカリプス』
6位(76位)◆PSVita:『魔界戦記ディスガイア3 Return』
7位(80位)◆PS3:『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』
8位(81位)◆PSVita:『真・三國無双 NEXT』
9位(113位)◆PSVita:『リッジレーサー』
10位(123位)◆PSVita:『塊魂 ノ・ビ~タ』
11位(163位)◆Xbox360:『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』
12位(164位)◆PSP:『ロード オブ アポカリプス』
13位(168位)◆PSVita:『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』
14位(175位)◆PSVita:『地獄の軍団』
15位(250位)◆PSVita:『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』
16位(261位)◆PSVita:『忍道2 散華』
17位(345位)◆PSVita:『アルティメット マーヴルVS.カプコン3』
18位(411位)◆PSVita:『ダーククエスト アライアンス』
19位(452位)◆PSVita:『麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版』
20位(520位)◆PSVita:『パワースマッシュ4』
21位(573位)◆PSVita:『モンスターレーダー』
22位(816位)◆PSVita:『F1 2011』
23位(1,171位)◆PSVita:『マイケルジャクソン ザ・エクスペリエンスHD』
24位(2,218位)◆PSVita:『アスファルト:インジェクション』


世界中のゲームファンから「未来を変える存在」として、

発表当初から絶大な機体を集めていた「PS Vita」。

5インチの大画面ディスプレイ・背面タッチパッド・ゲーム機初の携帯電話回線(3G)対応など

今までの携帯ゲーム機にはなかった性能もりだくさんのハードとなっており、

10月の予約解禁時はニュースで全国各地の様子が流されるほどの盛り上がりをみせました。


またライバル・3DSがつまずく原因となった「ローンチタイトルの数」についても

Vitaはパッケージソフトだけで3DSの倍となる20タイトルを用意。

「みんゴル」から「アンチャーテッド」までPS系の新旧シリーズものも多く揃え、

数的にもラインナップ的にも豪華なものとなっています。


ただ前人気的には『みんゴル6』の41位が最高と、

いわゆる”キラータイトル”となりそうなものが見当たらないというのが実情。

Vitaのローンチタイトルはほぼ全タイトルがダウンロード販売されるため

3DSなどに比べ動向がいまいち読みづらいところもあるんですけど、

それでもやはり「このゲームがしたいから買う」という方は比較的少ないように感じます。


そしてもう一つ気になるのが「ブレイブルー」や「マブカプ3」ら格ゲー陣の苦戦ぶり。

高いハードスペックが求められる格ゲーはVitaの性能をアピールするにはもってこいなんでしょうが、

やり込み度が高く対人戦をメインに考えている方が多い格ゲーファンの方々が持つ

”格ゲーやるなら携帯ゲーム機<据置ハード”という意識は依然根強く残っているうえ、

「ブレイブルー」に至ってはVitaの売りである通信プレイ自体に対応していないというズレっぷりで、

ローンチタイトルのラインナップにしろタイトルの仕様にしろ

どうもメーカー側とユーザー側の間に大きな「ずれ」のようなものがあるように思えてなりません。


PS Vitaは「ゲーム機として求められる以上の性能」を多く盛り込んでいることから

発表当初より”立ち位置”についてネットや専門誌などで議論を呼んでいましたけど、

それがはっきりするのは発売後少し経ってからになりそうですかね…?

潜在能力は誰が考えても素晴らしいVitaがどのように世界のゲームシーンを変えていくのか、

まずはVitaがどんな立ち位置を確保するのかに注目です。



PS勢は毎年この時期にサプライズを用意してきますが、

PS Vitaほど衝撃のあるものはこの先もなかなか出てこないでしょう。

ランキングをみると(3DS程とはいかなくても)スロースタートとなりそうな気がしますけど、

なんだかんだで今年の年末商戦最大の目玉であることは間違いありません。

クリスマス商戦絶好調の3DSを相手にどのような走り出しをみせるんでしょうか?


以上、今週の新作ゲームソフト人気ランキングでした!!



■過去・最新の「新作ゲームソフト人気ランキング」一覧はこちら

※本ランキングは2011年12月15日発売の新作PS3/Xbox360/Wiiゲームソフトを対象に、

  当ブログがamazonベストセラーより独自に調査・集計したものです。(12/12 21:00現在)

  なおランキング中、前述数字が人気・括弧内がamazonランキングとなります。



1位(2位)◆PS3:『ファイナルファンタジーXIII-2』
1位(2位)◆PS3:『ファイナルファンタジーXIII-2』
2位(111位)◆Xbox360:『ファイナルファンタジーXIII-2』
3位(120位)◆PS3:『ファイナルファンタジーXIII-2 ライトニングエディションVer.2』
(オリジナル本体同梱版)


2009年12月17日のクリスマス商戦に発売され、

PS3の、そして世界のRPGシーンに大きな衝撃を与えた「ファイナルファンタジーXⅢ」。

PS3版国内累計売上190万本という普及率からすると驚異的な売上を出した作品の

2年振りの続編となる『XⅢ-2』が前作と同じクリスマス前に発売となります。


『XⅢ-2』は前作から3年後が舞台。

世界のために偽りの神々と闘い姿を消した前作の主人公”ライトニング”と、

姉にもう一度会うため彼女から託された武器を手に未来へと旅する妹”セラ”、

”絶望の未来”を変えるため時空の彼方へとセラを導く謎の青年”ノエル”の、

現在・過去・未来を股にかけての「信じ続けるための闘い」が描かれていきます。


また前作はストーリーがはっきりしているかわりに

プレイヤーが選択できる要素がほとんどない”リニアタイプ”の作品でしたが、

『XⅢ-2』では探索するフィールドなどを自分の意思で選択することが可能に。

バトルシステムも好評だった前作の「パラダイムシフト(旧名オプティマ)」をベースに

敵モンスターを倒してクリスタルを手に入れると仲間にすることができる「召還レイド」などが加わり、

前作には薄かった”やり込み要素”を徹底的に盛り込んだ内容となっています。


amazonではPS3版2位・Xbox360版111位・オリジナルPS3本体同梱版120位。

前作は当初海外版のみだった360版が1年後に発売となるなど

マルチプラットフォームながらPS3に重きを置いた戦術をとっていましたが、

やはり日本では「FFといえばPS」というイメージが未だ根強くあるようですね。


ただ大規模な広告戦略で右を向いても左を向いても「XⅢ」ばかりだった

2009年の頃の勢いは正直言ってみられないというのが実情で、

「マリオカート」や「モンハン3G」のように市場を牽引できるかどうかも微妙な情勢です。

数あるFFシリーズでも珍しい「続編ものの続編もの」である『XⅢ-2』が、

2年前のような貫禄の闘いをみせることができるのか、注目したいですね。



5位(364位)◆360kinect:『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ 2012』 7位(512位)◆Wii:『いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク ファミトレ専用マットコントローラ同梱版
4位(201位)◆PS3:『うみねこのなく頃に散 真実と幻想の夜想曲 通常版』
5位(364位)◆360kinect:『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ 2012』
6位(453位)◆PS3:『うみねこのなく頃に うみねこセット』
7位(512位)◆Wii:『いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク』
(ファミトレ専用マットコントローラ同梱版)

8位(583位)◆Wii:『ぷよぷよ!!』
9位(726位)◆PS3:『うみねこのなく頃に散 真実と幻想の夜想曲 限定版』
10位(780位)◆PS3:『涼風のメルト days in the sanctuary 限定版』
11位(1,796位)◆PS3:『涼風のメルト days in the sanctuary 通常版』
12位(4,889位)◆Wii:『いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク ソフト単品版』


『フィットネス・エボルブ2012』や『いっしょに遊ぼう!ドリームテーマパーク』など

Wii・kinectの体感系タイトルはいずれも大苦戦中。

どちらもプレイするにはある程度の広さを確保しないと難しいので、

日本の住宅事情を考えるとこの結果もある程度は仕方ないのかもしれません。


思い返すとWiiには「Wii Fit」という未だに売れ続けているソフトがありますが、

あれが売れたのは自宅で本格的なフィットネスができるという目新しさとともに

「バランスボード1枚分のスペースがあればいい」という、

日本産ゲームらしい「事情を知り尽くしたゲームデザイン」が受けたのでしょうね。


「Wii Fit」のような成功例があることを考えると

一概に体感系ゲームがダメだというわけではないんでしょうから…。

特に「ドリームテーマパーク」なんかはパーティにはもってこいのタイトルですし

もうちょっと工夫すればなんとかなりそうな気もするんですけどね…?



携帯ゲーム同様、1タイトルしかamazonトップ100入りできなかった据置ハード。

とはいえ1位の『FFXⅢ-2』は知名度なども抜群ですから、

なんだかんだで安定した売上を出してくるような気もします。

ただやはり注目は17日発売のPS Vitaの動向ということになりそうですね。


次回は全国キャラバンを経ていよいよ登場、PS Vita編です!!



■過去・最新の「新作ゲームソフト人気ランキング」一覧はこちら

※本ランキングは2011年12月15日発売の新作DS/PSP/3DSゲームソフトを対象に、

  当ブログがamazonベストセラーより独自に調査・集計したものです。(12/10 21:00現在)

  なおランキング中、前述数字が人気・括弧内がamazonランキングとなります。



1位(25位)◆3DS:『イナズマイレブンGO シャイン』 2位(32位)◆3DS:『イナズマイレブンGO ダーク』
1位(25位)◆3DS:『イナズマイレブンGO シャイン』
2位(32位)◆3DS:『イナズマイレブンGO ダーク』


PS Vitaの発売とともにいよいよ年末商戦のピークを迎える12月3週、

一番人気は3DS『イナズマイレブンGO シャイン/ダーク』。

レベルファイブが丹精込めて育ててきた「イナズマイレブン」シリーズ最新作が

マリオシリーズによる大躍進を遂げ勢いに乗る3DSで登場となります。


『イナズマイレブンGO シャイン/ダーク』はサッカーとRPGを融合させ、

DSやテレビアニメで人気を博した「イナズマイレブン」から10年後を描いた作品。

前作の主人公・円堂守が率いる松風天馬・神童拓人ら雷門イレブンが、

”フィフスセクター”が統治する腐敗したサッカー界で熱い試合を取り戻すべく闘っていきます。


シャイン・ダークの2タイトルはストーリーやゲームシステムは基本同じですが、

ネットで大きな話題となった”円堂守の奥さんとなるキャラクターが違う”ことのほか

敵となるチームや味方&スカウトキャラ・オリジナルサブストーリーなどそれぞれに特徴があり、

今までのイナイレ以上にかなり違いのある仕様となっています。

どちらを買おうか悩んでいる方は、一度公式サイトをご覧になることをお勧めいたします。


■「イナズマイレブンGO シャイン/ダーク」公式サイト


amazonでは『シャイン』が25位・『ダーク』が32位とややシャイン版が人気。

とはいえDSでシリーズを重ねてきた頃からは勢い的にトーンダウンという印象は否めず、

”世代交代”という現実のサッカー界さながらの問題に直面している感じですね…。

無名のダークホースから今や携帯ゲーム界を代表する存在となったイナイレが、

乗りに乗りまくっている3DSの力で存在感を示せるのか、注目ですね。



3位(161位)◆DS:『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』
3位(161位)◆DS:『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』
4位(191位)◆PSP:『初音ミク Project DIVA 2nd お買い得版 通常版』
5位(222位)◆DS:『バクマン。マンガ家への道』
6位(231位)◆DS:『RPGツクールDS+』
7位(281位)◆3DS:『ぷよぷよ!! アニバーサリーサウンドコレクション付き』
8位(316位)◆PSP:『ぷよぷよ!!』
9位(371位)◆PSP:『初音ミク Project DIVA 2nd お買い得版 アーケードデビューパック』
10位(400位)◆DS:『ぷよぷよ! !』
11位(439位)◆DS:『不思議のダンジョン 風来のシレン5 チュンセレクション』
12位(558位)◆3DS:『ぷよぷよ!! アニバーサリーピンズコレクション』
13位(934位)◆DS:『極限脱出 9時間9人9の扉 チュンセレクション』
14位(1,157位)◆3DS:『かわいい仔犬3D』
15位(1,188位)◆PSP:『日本ゲーム大賞W受賞記念 零&碧の軌跡ゴールドセット』
16位(1,442位)◆DS:『ぞんびだいすき チュンセレクション』
17位(1,326位)◆PSP:『コーエーテクモ the Best 金色のコルダ3』
18位(1,949位)◆PSP:『魂響 御霊送りの詩 限定版』
19位(2,278位)◆3DS:『萌え萌え大戦争☆げんだいばーん3D』
20位(5,483位)◆PSP:『魂響 御霊送りの詩 通常版』


アーケードゲームからはじまった『熱血硬派くにおくん』も今年で25周年。

ストリートファイトからドッジボール・時代劇など様々なフィールドで活躍してきた彼ですが、

節目の年に選んだ闘いは”原点回帰”というある意味最難関のものでした。


小生もアーケード版からこのシリーズが大好きで追いかけてきたひとり。

一番好きだったのは当時画期的だった「しゃべる機能」のあるアーケード版でしたけど、

マッハキックなど無茶苦茶な必殺技が目白押しだったファミコン版も魅力的でしたよね…!


…ただ本作の大きな売りは初代くにおくんがデフォルメキャラタイプで収録されていることと

原作者である岸本氏がストーリーに参加しているオリジナルモードなんですけど、

小生の「くにおくん」のイメージのなかには正直”シナリオ”ってあんまりないんですよ…。

それなら一緒に八頭身キャラ版の初代を入れてほしかった、というのが正直なところですかね…。



タイトル数こそ多いものの人気の偏りが激しいうえ、

ベスト版も多くいまいち盛り上がりに欠ける”既存ハード”陣。

まあ今週はPS Vitaという強力なライバルが誕生するわけですし、

据置ハードにも「FFⅩⅢ-Ⅱ」もありますから仕方がないのかもしれませんけど…。


次回は大本命が登場の据置ハード編です!!



■過去・最新の「新作ゲームソフト人気ランキング」一覧はこちら

※本ランキングは2011年12月1日発売の新作PS3/Xbox360/Wiiゲームソフトを対象に、

  当ブログがamazonベストセラーより独自に調査・集計したものです。(11/29 22:00現在)

  なおランキング中、前述数字が人気・括弧内がamazonランキングとなります。



1位(1位)◆PS3:『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』
1位(1位)◆PS3:『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』  


「対戦ゲーム」が幅を利かせる12月1週の据置ハードゲームのなかでも、

ぶっちぎりの一番人気となっているのがPS3『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』。

ゲーセンでも圧倒的なインカム率を誇る人気No.1の対戦格闘ゲームが

ついに、ついにPS3に完全移植されての登場となります。


本作では初代ガンダムからUCまでのアーケード版で使用可能な機体のほか、

「デュナメス」「アストレイブルーフレームSL」らPS3版限定機体をあわせた全60機でプレイ可能。

オンラインモードでVSシリーズの醍醐味である対戦プレイが楽しめるのはもちろんのこと、

1人プレイ用オリジナルモードとして巨大MSが登場する”トライアルミッション”の実装や、

DLCとしてフリーダムガンダムら限定機体やランクマッチモードの無料配信なども発表されており、

格ゲーの持つ魅力を存分に楽しむことのできる気合の入った作品となっています。


amazonではあのマリオカートを抑え堂々の1位。

PS3版発売直前にアーケード版の新作タイトルを発表するという

相当思い切った戦略を取ったバーサスシリーズですけど、

前人気への影響はまったくといっていいほどみられないようです。


小生も実は家庭用バーサスを待ち望んでいた一人。

ゲーセンで見かけるたびいつもやってみたいと思っていたのですが、

どこにいっても初心者お断りモードでさわってみることすらできなかったんですよね…。


きっと小生のような”隠れバーサスファン”の方もたくさんいらっしゃるんでしょうし、

年末のPS3はガンダムでかなりの盛り上がりを見せるような気がします。

アーケードで見せつけている勢いをPS3でも発揮することができるか、注目ですね。



2位(9位)◆PS3:『アサシン クリード リベレーション』 (Z指定) 3位(24位)◆PS3:『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII』
2位(9位)◆PS3:『アサシン クリード リベレーション』 (Z指定)
3位(24位)◆PS3:『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII』
4位(27位)◆Wii:『いただきストリートWii』
5位(37位)◆Wii:『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
6位(42位)◆PS3:『鉄拳 ハイブリッド』
7位(53位)◆Xbox360:『アサシン クリード リベレーション』 (Z指定)  


洋ゲー嫌いな日本市場においても一目置かれる存在となった、

アサシンクリード三部作(エツィオシリーズ)の終章となる『リベレーション』のPS3版が2位。

前作で宿敵を倒したエツィオのその後を描くキャンペーンモードのほかに

最早おなじみとなった敵味方不明のオンライン対戦モードも大幅にパワーアップし、

ひとまずの区切りとなるアサシンクリードの集大成的な作品となっています。


そして上位のほとんどをいわゆる「格ゲー」が占める今週のランキングにおいて、

小生の注目は『ザ・キング・オブ・ファイターズ ⅩⅢ』の健闘ぶり。

最近のアーケードではいまいち存在感をみせられていないKOFシリーズですけど、

家庭用ゲーム機では未だ高い注目を集めているようです。


もともと「オールスター」という作品の垣根を超えたことを売りにしていたタイトルでしたが、

ガンダムVSやマヴカプシリーズなど垣根を超えているのが当たり前となった格ゲー界において

KOFのたどってきた道は決して平たんなものではなかったと思います。

実際一時期はゲームシステムに手を入れ過ぎてグチャグチャになってしまったり

オリジナルキャラばかりが出張るストーリー展開で肝心のお祭り感がなくなってしまったなど、

これだけ迷走し続けた作品も珍しいというくらいの混迷ぶりをみせていましたからね…。


『ⅩⅢ』も発売直前に急きょ延期となるなどある意味KOFらしい展開をみせていましたが、

ここへきて草薙京・八神庵を中心にしたストーリー展開やバランスを無視した強キャラ・超絶コンボなど

初期の頃からある本当の意味での「KOFらしさ」が上手くまとまりつつあるように小生は感じます。

ゲームバランスという格闘ゲームにおいて最も重視される要素はとりあえず置いておいて

「キャラクターの魅力を最大限に引き出す」ことこそオールスターからはじまったKOFらしさであると、

メーカーとユーザーの持つ作品に対するイメージが符合してきたように思えるのです。


e-sportsのように格ゲーを”競技”として考えればゲームバランスこそ最重要ですけど、

家でワイワイ楽しむだけなら別にバランスとれてなくたって面白ければいいんですしね。

ゲームをあくまでもゲームとしてとらえることこそKOF復活の道であり

そして競技ライクになりすぎている格ゲーとは一線を画すこともKOFにしかできないことですから、

KOFには今まで以上に我が道を行ってほしいと一ファンとして思っています…。



8位(98位)◆PS3:『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』
8位(98位)◆PS3:『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』
9位(104位)◆Xbox360:『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII』
10位(292位)◆Xbox360:『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』
11位(313位)◆PS3:『Dragon Age:Origins PS3 the Best』
12位(341位)◆Xbox360:『Ever17 初回限定版』
13位(357位)◆Xbox360:『Dragon Age:Origins プラチナコレクション』
14位(374位)◆PS3:『龍が如く4 伝説を継ぐもの PS3 the Best』
15位(428位)◆PS3:『龍が如く 見参! PS3 the Best』
16位(656位)◆PS3:『龍が如く3 PS3 the Best』
17位(1,194位)◆Xbox360:『Ever17 通常版』
18位(3,221位)◆PSMOVE:『ハッピーチャーリーと空飛ぶカーニバル』  



上位10タイトルのうち8作品が対戦メインのものという、

かなり偏ったラインナップとなっている12月1週の据置ハード。

なかでも1位『エクストリームバーサス』の前人気は相当なもので、

PS3だけではなく年末商戦をも牽引するタイトルとなるのは間違いないでしょう。


今年はPS Vitaをはじめ携帯ハードには恐ろしいほど”弾”が揃っていますけど、

据置ハードもしっかり存在感を見せてくれるクリスマスとなりそうですね。


以上、今週の新作ゲームソフト人気ランキングでした!!



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※本ランキングは2011年12月1日発売の新作DS/PSP/3DSゲームソフトを対象に、

  当ブログがamazonベストセラーより独自に調査・集計したものです。(11/26 21:50現在)

  なおランキング中、前述数字が人気・括弧内がamazonランキングとなります。



1位(3位)◆3DS:『マリオカート7』
1位(3位)◆3DS:『マリオカート7』  


数あるマリオシリーズのスピンオフタイトルのなかでも

幅広いユーザー層から1・2を争う支持率を持っている「マリオカート」。

第一作であるスーパーファミコン版からDS版・Wii版に至るまで

任天堂製ハードのキラーコンテンツであり続けてきたシリーズですが、

ついに最新作が3DS発売から10カ月の時を経て登場となります。


『7』では16の新コースを含め全32コースを収録。

スーパーキノコやバナナなどアイテムをつかってのなんでもありなレースという

従来からの基本コンセプトはそのままに、新キャラ”ジュゲム”や”メタルマリオ”などが参戦。

またマリカの華である対戦モードも最大8人までの通信プレイに対応しているほか

すれちがい通信・いつのまに通信によるゴーストデータ配信も可能など、

3DSの能力をとことんマリカが楽しめるようにつかったものとなっています。


amazonでは集計時3位と堂々たる成績。

一時は品薄で予約できない状況が続いていましたが、

発売日目前になってようやく販売状況が整ったようです。


3DSは年末ものすごい大作ラッシュとなっていますけど、

やはり核となるのはマリオタイトル陣となるでしょうから…。

一足早く絶好調の売れ行きを見せている「スーパーマリオ3Dランド」に続き

苦戦から始まった3DSを年が変わらぬうちに救いだせるか、注目ですね。



2位(80位)◆DS:『パワプロクンポケット14』 3位(84位)◆PSP:『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
2位(80位)◆DS:『パワプロクンポケット14』
3位(84位)◆PSP:『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
4位(364位)◆3DS:『ソニック ジェネレーションズ 青の冒険』
5位(541位)◆PSP:『クロヒョウ 龍が如く新章 PSP the Best』
6位(634位)◆3DS:『クッキングママ4』
7位(707位)◆3DS:『クレヨンしんちゃん 宇宙DEアチョー!? 友情のおバカラテ!!』
8位(1,872位)◆PSP:『けいおん! 放課後ライブ!! PSP the Best』
9位(2,203位)◆3DS:『お茶犬といつもなかよし』
10位(5,500位)◆PSP:『戦極姫 戦乱に舞う乙女達 ベスト版』
11位(8,598位)◆PSP:『大戦略VII エクシード ベスト版』  


『パワプロクンポケット』『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』ら、

もはや年末商戦ではおなじみの面々2作が上位にランクイン。

とはいえランキング的にはどちらもギリギリ100位台といった感じで、

以前のような勢いはちょっとみられなくなっているようです。


…まあ今年はあまりにも強力な新作タイトルが多すぎますし、

シリーズものとはいえ厳しい冬になるのは仕方がないのかもしれませんけどね…。


もうひとつ、小生的に不安なのが『けいおん!!』のベスト版。

元々発売から時間の経っているタイトルなのである程度はしょうがないのかもしれませんが、

劇場版公開に合わせてきた割にはかなり物足りない順位という感じがします。


アニメで映画化→ゲーム化という流れは『涼宮ハルヒの消失』でありましたけど、

こちらも劇場版のヒットの割にはゲーム版の売上がいまいちでしたしね…。

キャラゲーも最近はヒット作と呼べるもの自体少なくなってしまいましたし、

PSPのベスト版で定価3,800円という強気な価格設定も足を引っ張っているんでしょうが、

アニメというコンテンツの「時間の流れ」は本当に速いなと思いますよ…。



今年のクリスマス商戦は例年以上に熱いものとなりそうですが、

まずは『マリオカート7』が前評判通りの強さを見せたといった感じでしょうか。

携帯ゲーム市場は3DSとPS Vitaの「次世代争い」が最大の見どころとなるでしょうし、

月始めに強力タイトルを持ってきた任天堂の戦略はどこまで市場を賑わすことができるでしょうか?


次回は『ガンダムVS.』がついにPS3登場の据置ハード編!!



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