埴谷です
トミヤマのブログの最後には毎回川柳を入れるのが決まりですが
川柳といえば「お~いお茶」等でおなじみの伊藤園が
新俳句大賞を長年開催しており
お茶のラベルに傑作の数々が掲載されています
その中で先日、心を鷲掴みにされた句があったので紹介します
「平凡な 人生送る be動詞」 (奈良県 13歳の男の子の一句)
さああなたはどう読み解きますか
深読みできそうでできない、そもそもこの作者が深い意味を込めれるとは思えない、いやもしかしたら常人の理解の範疇を超えた何かがあるかもしれない
と思わせてくれる一句ですね
辛口俳人の夏井いつき先生がTV番組で言っていた言葉ですが
「抽象的に見えて、非常に具体的な表現こそが優秀な句」らしいです
その最たるものがこの句だと思います
画家で例えるならダリのような
歌手で例えるならアジアンカンフージェネレーションのような
得体の知れぬものって惹かれますよね
少し意識して今日の一句でしめます
今日の一句
「思慮のツタ 海馬に絡む クレマチス」
藤井寺市での葬儀、家族葬は
綜合葬祭トミヤマで