いつまでも役所に泊まっているわけにはいきませんから、二人の住む場所を建て、白い馬に乗ってやってきたことから、白馬寺と名づけられました。
これ以後,お坊さん(僧侶)の住む場所を「~寺」というようになったのです。
日本語で「寺」をてらと発音するのは、朝鮮語に由来するという説やパーリ語のテーラ(長老)の音訳語とする説などがありますが、はっきりしたことはわかっていません。
「院」は、元は周囲の土塀(垣)のことでしたが、囲いのある建物などを意味するようになり、役所などにも使われました。
現在では、寺のなかの別棟(別舎)のことで、寺と合わせて寺院というようになったのです。
画像は日本地図などで寺院を表す記号。このマンジマークは、世界最初の文字ともされている。
