求聞持法(ぐもんじほう) | 法源のブログ

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密教で、記憶力の増進などを得るための修法。

一般には虚空蔵菩薩求聞持法をさす。

100万回、空海は唱えたとされる。

ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」×100万回。(>_<)

◆虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
福徳と智慧が無限に内臓されていて、衆生の願いを叶える為に蔵から自在に取り出して救済をする。密教の教主である大日如来の働きのうち、「虚空」と「蔵」という特性をもった菩薩。虚空は何ものにもうち破られないから無能勝であり、蔵はすべての人々に利益安楽を与える宝を収めているという意味です。いるというが、現世利益では記憶力を良くするという事が主である。

「虚空蔵菩薩経」には智慧の欲しい者、人々から愛されたい者、歌を好み第一人者となりたい者、王位の位が欲しい者、資財が欲しい者、眷属が欲しいと願う者、名声を上げたい者は虚空蔵菩薩の真言を唱え名前を念じたなら叶えられると記されて虚空蔵菩薩経などに説かれる、

要するに、虚空蔵菩薩は、大宇宙の如く大きな功徳で、悩める全ての人々を救済する力を備えた菩薩であり、不思議な力により窮地に陥った者を救う菩薩であることから、能満諸願(厄払いその他、諸々の願いを良く満たしてくださる)、身体健全、家内安全、交通安全、商売繁盛、水子供養祈祷、等が特に信仰され、その昔、虚空蔵菩薩は、うなぎに乗って天から舞い降りてきたという言い伝えから、料理人からは、うなぎと縁の深い菩薩として信仰され、

真言宗の開祖 弘法大師や中興の祖興教大師は『虚空蔵菩薩求聞持法(こくうぞうぼさつぐもんじほう)』を修している。弘法大師が高知県の室戸岬で求聞持法を修し、満願の日に明星が口の中へ入り、求聞持法を修得したと言われている。室戸岬にはお大師様が求聞持法を修した場所が残されている。