夜空の星を眺める時、時の悠久なる長さを感じます。
何光年ものずっと昔から輝いている光が、今見えているのですからね。
そんな夜空に輝く星も、ずっと輝いているわけではありません。
ものごとに、「ずっと」はないのです。
よく、お骨をずっと家に置いておきたいのですが…を質問されます。
ずっと家に置いておいたらどうなるのでしょうかね。
家主もいなくなり、お骨だけがそこに置かれ、
埃をかぶり、蜘蛛の巣が張り、カビの臭いがするかもしれません。
思ってくれる人がいるうちは良いのであって、
思ってくれる人がいないのにずっとは良くないのです。
それまでの「ずっと」なら、
それを人は永遠と言うのかもしれませんね。
想い続ける限りにおいての永遠であり、
永遠は不断の努力の先にあるものだと思う私。
ただの、「ずっと」などは、ないのですよ。
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「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社