いつか別れる日がくるとしたら、
今日という一緒に過ごせる日は、
どんなに素敵なことだろう。
明日があるとは限らないのに、
また明日があると思っている。。。
いつか別れる日がくるのなら、
一緒に過ごせる時間を大事にして、
いつかのために素敵な思い出にしよう。
明日があるとは限らないのに、
今この時を他のことで失っている…
いつか別れることが決まっている。
ただ、いつかというだけで、日時を知らないだけ。。。
いつかという日を知らないのなら、
今という分かる時を大事にしよう。
いつかという日を知らないのなら、
今という確かな時を選ぶとしよう。
多くの愛する者を失って、
ようやく分かった
ようやく気付いた
ダメで無知な飼い主より。
先日、腕枕で毎晩一緒に寝ているワンコの顔を見て、
じみじみ思いふけってしまった私。
あと、どれくらい一緒に過ごせるのかなぁ。
どんな別れになるのだろうか。。。
せっかく目覚めたのだから、
このままワンコの顔を見ておこう！
と、寝ずに朝を迎えた今日この頃。
私は仏教者だから、
愛別離苦という愛する者を別れる苦しみ
という道理を理解しているつもりです。
愛する者と別れるという避けられない道理なら、
いっぱい愛して、いっぱ楽しみ、いっぱい笑って、
一緒に過ごせる時を大事に過ごして、
その時がきたら苦しい悲しみを受容れようと思っております。
だから、私はいつも笑顔で過ごせるようにしています。
家を出る時には笑顔で出掛けます。
妻を見送る時には笑顔で手を振ります。
これが最後になるかもしれないと考えると、
喧嘩なんて些細なことは我が家には起こりません。
（もめ事には対策があるのです…）
いつか別れる日があるとしても、
それが突然訪れるとは思っていないから、
さんざん後悔して、どれほど反省してきたことか。
おかげで、今を大事に出来る人になれたかな。
多くの看取ってきた命が、今、私になっています。
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私の著書：
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社