「軽井沢の星野リゾート ハルニレテラスを散歩中」
最近では聞かなくなりましたが、
昔は「ペットを飼う人に悪い人はいない」
なんて言い方ありましたよね。
先日、お客様からそんな話があり、
あまりお坊さんへの信頼感が無かったようで、
私が動物好きであること感銘して、
こちらでお世話になって良かったと言われました。
その言い方の一つに、
ペットを飼う人に悪い人はいないと言いますからね！
というものがありました。
この言葉はすべてが事実ではないでしょうけど、
側面では事実でもありましょうね。
ペットを飼っている人だからといって、
社会的な犯罪を犯さない訳ではないし、
自己顕示欲が強くて疎まれる人だっていて、
いい人とは言われないことはありますからね。
先日、ワンコたちと遊びに軽井沢に行ってきましたけど、
芝生内にペット立ち入り禁止となっていても、
知ってか知らずかペットを散歩してましたよ。
（あとで何かあっても嫌なので注意しませんでしたけど）
若いカップルが会話をしている最中、
ワンコがウンチしてましたけど、
気づかない振りして拾いませんでしたよ。
（犬の地位低下を防ぐために私が持ち帰りましたけどね。
本当は落とし物ですよ！と渡したかった～ぁー）
ペットを飼っているからといって、
決していい人とは限らないけど、
ペットにとってはいい人だと思いますよ。
だって、可愛がってくれているから、
犬と一緒に過ごしやすいようにと、
休日に軽井沢に来ているのですからね。
そうそう、ずっと以前に、
職業「指定暴力団」という団体の方たちが、
15人ほどで火葬にいらしたことありました。
「うちの姉御の犬が出張中に急に死んでしまい、
火葬したいんだけど夜でもいいですか？」
と午前2時からの火葬で受けた事ありました。
（仕事終わってからでということでしたけど、
何の仕事だったんだろう？）
みんなから可愛がられていたみたいで、
お経中みなさん泣いてましたからね。
幹部の人らしき人物は常に冷静で、
誰かにずっと電話で様子を伝えており、
今どのようにしてもらっていると連絡しておりました。
この幹部の人は礼節をわきまえている方で、
靴を揃えて上がれ！
敷居をまたぐんじゃねぇ！
正座して住職の話し聞け！
と怒鳴って指導していたし、
帰り際の挨拶なんて90度のお辞儀で、
こんなに良くしてもらったのに、
おめぇら、それしか頭下げられねぇのか！
もっと礼を尽くせ！コノヤロー！！
と若い衆の頭叩いて深々とお辞儀させてました。
帰り際には丁寧に弔ってもらえたことに、
姉御さんからも、皆さんからも、涙ながらに握手でお礼されました。
ペットにとっても、私にとっても、
良い人たちでしたけど、
職業に「指定」と「暴力団」という名称では、
これをどう考えればいいものか。。。
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私の著書：
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社