物事の捉え方には人それぞれ温度差があるものですよね。
愛するペットを喪った時にも、同じ家族だからといって、同じ思いをしているとは限らないので、何かしらの温度差があるものです。
その温度差が態度や行動になって表れますと、自分と同じではないことに気づかされますよね。
私はこんなにも想っているのに、あなたはそれくらいなの?
どうして、この気持ちが分からないの?
同じく愛したはずじゃなかったの?
家族でも愛する想いは異なりましょうし、心の絆も異なりましょうから、必ずと言っていいほど温度差を感じるものです。
寂しくも切ないことではありますが、人それぞれで、所詮違う生き物同士なのです。
違う生き物同士だからこそ、お互いを思い合うことが大事なのでしょうけどね。
物理的に温度差がある所には風が生じるもので、心に温度差があると隙間風が生じます。
悲しみからの立ち直りにも温度差があり、早く立ち直る人もいれば、ゆっくりの人もおります。
同じ家族だからといって、同じく愛したからといって同じスピードではないのです。
だからこそ、ゆっくりの人を気遣って労ることが大事なのでしょうけどね。
同じであってほしいものでしょうけど、生まれた環境も違えば、育った経緯も異なる上で家族となっているのであって、自分と同じではないのです。
違いを探し求めれば、違いは目立ちます。
ですが、
同じを探せば、同じことを見出します。
だって、
家族ですから!
一人だけ愛する温度が高くて、周囲が冷たく感じることもありましょうけど、だからといって寒がらないでください。
だって、あなたは心の温かい人なのですから。
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社