夢をみた。
夢を見たのは、何年ぶりだろうか?
俺は、海のような、水の中にいた
深い・・・深い、深海に
とても、暖かいような冷たい水の底。
1つ息を吐けば、それはゴボリと音をたて
上へ上へと上っていった。
俺はその中を
ゆっくり・・・ゆっくりと、底の分からぬ底へと沈んでいった。
ー・・・チョン・・・・ピチョン・・・・
「うっ・・・。」
目の前が霞む・・・
「ここは・・・?」
俺はむくりと起き上がる
そこは見たこともない部屋。
「・・・何処だ?」
そこは、正方形な形の真っ白な部屋。
すみには、配水管と思われるものが取り付けられていた。
どうやら、ここは何処かの地下らしい。
「・・・?」
部屋の真ん中に、なにか落ちている。
「・・・紙?」
その紙には、こう書かれていた。
『深海の魚
光りを欲すれば
上を目指せ・・・』
まったくもって、意味がわからない。
まぁ、何かしらの役にたつかは分からないが
とりあえず、その紙をポケットへ入れた。
「・・・とりあえず、ここから出よう。」
俺は部屋中を探しまわった。
扉らしい扉は見当たらない。
俺は、ここから本当に出られるのだろうか・・・・?
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続きを書くのかは未定なのです(;´∀`)