NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラム
へ参加して来ました
「森の聲と馨の治癒力」と題した
ご講演は稲本正先生(岐阜にあるオークヴィレッジ代表)
演台ではクロモジの木片を水蒸気蒸留法で精油を採取しながら
森の中の小鳥の聲を聴きながらのお話しは
座って聴いてるだけで、気持ちが穏やか~に癒されていました
クロモジは、植物保護にされて精油の生産・使用が中止の流れとなっている
ローズウッドの成分に程近く、香りも爽やかな良い香りなので
ローズウッドの替わりに~と考えられている精油です
まだまだ検証が必要の段階とは言え
クロモジ・ヒノキ・スギ・モミのブレンドでは
自律神経のバランスの改善に効果があると認められたそうです
いつもFBでもお世話になっている
はやしひろこさんの
「愛を伝えるしあわせタッチケア ~ラヴィングベビータッチ」
では、生きる土台作りが、いかに触れ合う事で形成され
親・人間社会・自分自身への信頼感を培う事ができるか
感動のお話しも交えてご講演してくださいました
タッチケアの効用
ココロ編 … 生きる力を育むココロの栄養になり、愛情のコップが満たされ
安定した穏やかで優しいココロを育む。 etc…
お母さん・お父さん編 … 触れ、触れられることの喜び・幸福感。 etc…
ホルモン分泌編 … オキシトシン(愛情ホルモン)、ドーパミン(幸福感・快の感情) etc…
あまりにも夢中になってお話しを聞いていたもんで
写真を撮り忘れていました
はやし先生のBabyマッサージがYou Tubeでありますので
どうぞご覧になってください
http://harmony-lovingbaby.blogspot.jp/
特別講演では
「手の治癒力」の著書で知られるタッチケア研究の第一人者の
山口創先生のご講演でした。
「脳皮同根」
と言う言葉がありますが、まさしくそのお話しです
末梢神経(中枢神経「脳」からカラダの先っぽまで通っている神経)では
触覚の情報は生きるのに必要な部分の脳(脳幹)や
感情に関わる脳(扁桃体)・
自律神経やホルモンの調節を司る脳(視床下部)に深く関わっています。
その刺激によって、中枢神経(末梢神経から伝わった情報を分析・整理・判断)の指令により
各器官から、いくつかのホルモン分泌がされますが
直接的な癒し効果のある「オキシトシン」の影響が大です。
オキシトシンは分娩時の子宮収縮(陣痛促進剤としても一般的かな)や
お乳の出を促す働きもありますが、
最近注目されているのが
「脳で神経伝達物質として働いている作用」なんですって。
触れる、触れられる事でオキシトシンが分泌され
ストレスを癒し、細胞分裂を促し、血圧を下げるといった生理学的な効果だけでなく
人との親密な信頼関係を築く作用もあります
といっても、コミニュケーションがとれてなければ逆効果ですよ~
そのお話しは最後の講演の中川玲子さんへ繋がりますが
コミニュケーションのない人に触れられたら…
ただの変態になっちゃいますからね(笑)
まずは、コミニュケーションを大切にしてタッチケアをする事で
リラクセーション効果と
「今、ここ」に在る感覚で、共に在る(いのちのぬくもり、繋がり)という気付きの効果
を感じます
何だか、あったかいですね
Babyちゃんからご老人まで、触れ合うことの大切さ…
伝わってくれましたか
まずは近くにいてる大切な人に
優しく触れてみてくださいね
あなたも相手の方も
なんとなく温かい気持ちになってくれたらいいな~
最後までお読みくださり
ありがとうございました