それは口に出してしまうとドつぼにハマる魔法の呪文ドクロ
いや、出身ラボでは、一度はみんな寝言で呟いたに違いない(笑)というもので、万一「その実験におけるキミのクライテリアは?」と聞かれた時に即答できなければ、簀巻きにされて河に流されかねない、恐ろしいキーワード叫び

その重要性を正しく伝えるには最低一月かかるので(f^_^;)、面倒なので普段は割愛。できるだけ別の言葉に置き換えて、まあ刹那的に過ごしてしまったりもするわけです。(自分の学生とか言う場合は仕方ないです。相手に諦めてもらってつきあってもらいます、御愁傷様)

ところが、今日、ついうっかり口にしてしまった、魔法の呪文。
だって・・・大学院生が20ものFACSデータを並べたてて、結果が解釈できないんだー。と助けを求めくるんだもの。
最近お気に入りの解析ソフトを、ラボ一使いこなしているのは私さっ、という自負があるため、ほいほいと相談に乗っているうちに・・・事態は深刻であることに気がつく(涙)

き・・・きみの実験の目的はなんなんだね?
「僕はこの細胞がcorrectかどうか知りたいんだっ!」
どうなれば、correctだと判断するんだい?つまり、そのクライテリアは・・・?
「まだ論文で確固たる定義が確立されてないんだ。論文には実験の詳しい条件は載っていないし、ある論文中には100%ポジティブだってあって他の・・・(以下略)」
・・・で、キミのクライテリアは?
「言ったように、いろんな人がいろんなように言っていて、決まったクライテリアはないんだって」
・・・・私は他人様のクライテリアなど聞いてはおらぬのだー。キミはどうなればgoとするんだねっ?
「僕は、~~~で良いと思うんだけど、もう一人がそれじゃ納得しないんだ」


うおー。なんて突っ込みどころ満載な台詞を。そんな私の好物の台詞を私の前で吐いたからには3時間は覚悟しているんだろうな・・・っと、私は早く帰りたいんだっけ。
そのころには、私のトーンはとても低く。言葉はゆっくり。目は据わってくる(笑)


まあ、若いし。彼の状況に同情すべき事情があるのもわかっているし。
そんなわけで、2時間ほど、人生相談のような個人レッスン。

私の手持ちの札でよければ、いつでもシェアしたいと心から思ってはいるんだけれども。もう少し積極的になってもいいかなあ、と思い始めたころではあるし。
しかし、英語力がもどかしいなあ・・・。もっとわかりやすく伝えたい。

しかし疲れた。家庭教師バイト代、ボスに請求したい。時給600円で(笑)

久々に、ラボデビューした時の新鮮な気持ちと毎日のアドベンチャーを思い出しちゃったよ(;^_^A


でも私知ってるんだー。明日になれば、全く同じ質問を、3人にするんだ、ヤツは。そーだった、そーゆーヤツだった。ああ・・・もう寝よう(涙)