昨日 猿の惑星:創世記 (Rise of the Planet of the Apes) ☆☆☆☆☆ を観に行きました

最初の 猿の惑星 を観たのが 田舎の映画館 高校生のときでした
当時 週変わり 或いは 多分時には 日替わり で 3本立てで上映をしておりました

行ったときには すでに上映中で チャールトン・ヘストン が猿に追いかけまわされておりました
なんなの この映画 でしたが 途中からでも随分見ごたえのある映画でして その後 全然記憶に残っていない映画 を2本観た後 もう一度最初から最後まで観てしまいました

なんか 衝撃的でした 最後のシーンは忘れられません

横倒しになった自由の女神 そして 彼は知るのです もう自分の居た地球はない と

これって結構ハマる映画でして その後のシリーズも多分全部観ております
映画館で観たものもありますし テレビで観たものもあります

今回のは いつだったかなんかの映画を観たときに 予告編を観まして どうしてもはずせないわ~と思った映画です

そして 予感は見事 的中 

面白かったですよ~ よくできた映画でした

娯楽面 よし CGも3Dを観るがごとく画面の中で立体感ありで よし 筋も よし キャスト よし で 久々の五つ星映画となりました

だけど 最初の時は確か 人間が核戦争を繰り返し そのせいで 地球 というか 知的生命体 たる人類が滅亡 というか 実際にはいるのですが 類人猿たちの住む星になってしまった という設定だったように記憶しておりますが 今回の筋はそれとは違っておりました

結局人類を破滅に導くきっかけを作ってしまった主人公は すこぶる善人 なのです

そして 猿たちも優しいのです 決して横暴ではありません

本来の姿である 人間との住み分け が描かれておりまして 最後まで気持ちよく楽しく観られました

ところで これは元々はフランス人の書いた小説だったのですね

この記事を書くに当たり ウィキを見て知りました

書いたのは ピエール・ブール(Pierre-François-Marie-Louis Boulle) という人です
原題は La Planète des singes で 1963年に書かれております

最初の チャールトン・ヘストン のものが 1968年製作 ですから 結構素早くハリウッドは映画化したことになりますね

それを考えますと 粗製乱造気味のハリウッド 最近はネタ切れっぽいですね

おまけに 並みいる俳優陣が ハリウッド俳優からは格下と見下されている テレビドラマ に続々登場 そして とても有名になっております

キーファー・サザーランド が良い例ですね
彼は 映画ではいまひとつ状態でして お父さんをどうしても越えることができませんでしたからね
作品にも恵まれませんでしたし

映画を観ない方でも キーファー・サザーランド はご存知のことと思います
お父さんの 悪役を演じさせたら右に出るものいない と言えるほどの名優 ドナルド・サザーランド をご存知なくても