英語の歌をお教えしておりました頃 教材に載っておりましたこの曲

実はワタシはあまり好きではなく 歌っても自分が退屈する のでリキが入らず
と言いますか まあ 趣味ではない ってだけなのですが

そんなこんなで 生徒さまからの歌いたいとのご要望がない限り できるだけ避けたい曲のひとつでした

ところが このたびの激甚災害でふと思い出しまして聞いてみましたら なんだか涙が出てきたのです

不思議ですね 経験することで趣味が変わるというか この曲に対する評価が変わりました
そして アメリカでの評価がすごく高かったのもうなずける気がしてきました



歌詞サイトは こちら です

疲れ果て
自分はなんて愚かで弱虫なんだと感じ
君の目に涙が溢れているとき
僕がその涙をぬぐってあげる

僕は君の味方だよ
辛い日々を過ごし
そして友達が見つからないとき
荒れ狂う川にかかる橋のように
僕が身を挺して守ってあげるよ
荒れ狂う川にかかる橋のように
僕が身を挺して守ってあげるよ

落ち込み放心状態になり
街をさまよい
闇夜が重くのしかかる時
僕が君をなぐさめてあげる

君を支えてあげるよ
闇がおとずれ
そして苦痛にさいなまれたら

荒れ狂う川にかかる橋のように
僕が身を挺して守ってあげるよ
荒れ狂う川にかかる橋のように
僕が身を挺して守ってあげるよ

銀色の乙女よ 旅立つんだよ
旅立てばいいんだよ
君が輝くときがやってきたんだよ
君の夢すべてが叶おうとしているんだよ

どんなにそれが輝いているかわかるよね
もし君に友が必要なら
僕はすぐ後ろにいるからね
荒れ狂う川にかかる橋になって
君を守ってあげるよ
荒れ狂う川にかかる橋になって
君を守ってあげるよ


かなり意訳をしました

ワタシがサイモン&ガーファンクルの歌をあまり好まない理由のひとつは わけワカラン?状態 の比喩表現を使うからです

これもそうなのです
最初は良いのですが 最後になりまして突如 銀色の乙女 なるものが出てきます

この Silver Girl ですけれど 諸説紛々 ありますが いつものごとく ポール氏の頭の中では意味をなしているのかもしれませんけれど 本当の本当は???状態ですね

たとえポール氏が後から何かそれについて言ったとしても それはそれこそ 理由を後からつけた のかもしれませんし です

まあこういう歌詞って そのときの時流に乗っかるための話題作りで わざとコネコネ言葉をいじくったりしますので あまり どぉして~~ とか考えず 単純に この女性を元気づけるために綺麗なたとえを使ったのね~ん くらいに捉えておかれるとよろしいのではないでしょうかと思うものです

日本語の歌詞ですら はっ それってどういうことでしょうか と言いたくなるような 意味不明状態 のモノがいっぱいですからね

ワタシは過去に こちら と こちら でこの方の歌詞を訳しておりますが どうにもこうにも わざと分かりにくくしているとしか思えませんのです

ただ 今回のような 日本はどうなるの という不安が漂うひどい災害にみまわれますと 
この曲はなんだか心に響くものがありますね

日本語タイトルは 明日に架ける橋 
これって名訳ですね

(英語解釈に関しての ご質問 或いは ご意見 等のコメントはお受けできませんのでご了承くださいませ)