感動と余韻で

終演後もしばらく

立ち上がる事が出来なかった。




立ち上がる事が出来なかったのは

心のふるえが止まらなかったから。



心がふるえすぎて

身体に力が入らなかった。





感動によって身体中の細胞が振るえていたのかもしれない。



まるで全粒子が振動するように。





曲が終わるたびに泣きそうになり、

セリフを聴いては泣きそうになり、

踊りをみては心が吸い込まれそうになり。




舞羽さんの圧倒的な表現力

江田さんの絶大なるナチュラル力



鯨井さん、宮原さんの飾らないまっすぐな感情の表し方は女性の私までもグッと心が引き裂かれそうになってしまう。





壱岐では、感じなかった感覚。



この世界観はなんなんだろう。



壱岐で初めて観たとき、


この舞台はこの枠では終わらない。


そう思った。




世界にいく。


日本を代表するストーリー。



しーちゃん先生が、

誰かにやらされている感覚から


書き上げられたストーリーだからなんだろうか。



言葉の一つ一つが


細胞に入ってくる。


音楽が


歌詞が


優しく語りかけてくれる。



踊りが


激しく心を揺さぶってくる。



照明、衣装が


舞台の世界観を更に引き立てる。



体内の感覚器が


振動していたんだろう。




76日でこの感動。



77日には


本当にあの場所に


大きな柱が立つ気がする。






一体何が


起きるんだろう。