今日の太陽は大きかった。
大きい太陽を見ると、巡礼で歩いた道を思い出す。
去年の夏、スペインの巡礼、Santiago de compostela をフランス国境から歩いた。
40日間800キロの歩程で、出会った人々に太陽を掴んでもらう「紙のサンジャックProject」を行った。
穴の開いた紙を手に持って、その穴に太陽を入れると掴んでいる様に見えるって写真Project
サンチアゴ(聖ヤコブ)はフランス語でサンジャック
それをハイジャックにかけて、紙でサンをジャックするっていう言葉遊びでもある
カメラが小さな街のカフェで消えたり、メモリカードを落としたりして、大勢の写真がどこかにいっちゃったけど
残っている写真は、その年の冬至、ほぼ全員にクリスマスプレゼントとして送った。
そして、プレゼントと一緒にひとつ質問をした。
あなたにとってカミーノの太陽とはなんでしたか?
紙のサンジャックProject

冬至は、太陽の日照時間が1年で1番短い。
だから、クリスマスではその日近くに死者が戻ってくる。
去年のクリスマスは、フランス人の女の子と、お母さんと、お母さんの男友達の4人で過ごした。
彼女のお父さんは去年の春先に亡くなっていて、父のいない最初のクリスマスだった。
ノルマンディーのファームハウス、版画の工房の大きな暖炉を囲んで、食べて、飲んで、遊んだ。
朝はやく目が覚めて、モミの木にどっしりと雪が積もった一面の雪景色の晴天
珈琲を勝手につくって、木の下のベンチで一服していると、身体を何かに包まれるような気がした。
あぁ、クリスマスなんだなぁ、と実感した。

死者はアウトサイダーとしてそこに現れる
俺があそこにいたのは、その場を媒介にする為だったのだろう、と思った
だから、あの時の俺は、俺ではあるけど、同時に俺では無いなにかでもあった。
カミーノの太陽についての質問に、沢山の返信があった。
上記のサイトで原文で紹介しているけど、そのうち翻訳してここでも書きます。
10月24日の沈む太陽

5時30分頃の写真、曇の後に太陽はまだいる