皆様こんにちは![]()
今日は春の養生についてと、新発売の春の養生茶のご紹介です
春は古いものを押し出し、新しいものを発生させる「発陳」の季節です。
春は下記のような養生がよいとされています。
◆早寝早起き
早起きといっても前回冬の養生でもお伝えしたように、早起きして暗いうちから行動すると冷えが溜まるといわれています。
日の出から遅くても午前9時までに起きればokです
◆ゆったり過ごす
ジョギングなどの激しい運動よりも、お散歩などが適している季節です。
のんびりとした気分でいるとよいですね
服装もゆったりしたものを。
◆肝の気をめぐらす
春は肝、胆の経絡が詰まりやすくなります。
冬に蓄えていた種が芽をのびのびだすために肝の気をしっかり巡らすことがポイントです。
また、血が使われる時期なので血を補う食事、眼を疲れさせないこともポイントです
肝の機能が低下すると…
目の充血・視力の低下・とり目・頭痛・イライラ・鬱・不眠・足がつる・めまい・のぼせ・耳鳴り・高血圧・食欲不振・爪が欠けやすい
などのトラブルがおきやすくなります。
肝臓を正常に働かせるためにおススメの食材は…
〜血を補う食材〜
黒ゴマ・黒木耳・黒米・黒豆・ベリー類・クコ・ナツメ・レーズンなどのドライフルーツ・ニンジン・小松菜・ほうれん草・レバー・牡蠣・イカ・鶏肉・卵など
※黒豆は血を補うのにとても良いですが、春分が過ぎたら土上のもので補うことをおススメします。クコなどが◎
〜気の流れをスムーズにする食材〜
セロリ・せり・紫蘇・ニラなどの香りが強いものや、いい香りと感じるお茶など。
〜脾を補う食材〜
肝の働きが亢進すると脾を攻撃しやすくなるので、脾を補うものも摂りましょう。
穀類・芋類・豆類・果物・キャベツなど自然な甘みの野菜・ナツメ・陳皮など
〜解毒〜
冬の間に溜め込んだ毒を出す作用のあるものを摂る。
山菜・菜の花・干し椎茸・木耳・海藻類・緑豆など
※ただし、山菜など苦味のものは胃腸に負担をかけるので、胃腸の弱い方は食べ過ぎないように。
◆春分の頃に元気が出ない人は…
生姜・ネギ・ニラ・シナモン・鶏肉などの陽が強いものを朝か昼に食べましょう。
セリ・セロリ・アスパラガス・ヨモギ・三つ葉・タケノコなどの芽のものもいいです。
もし鬱っぽくなってしまったら…気持ちを落ち着けるナツメ・金針菜・百合根・蓮の実など気持ちを落ち着けるものを食べる他、血を補うことも大切です。
◆のぼせ、ほてり、イライラなどがある人は…
血や津液が不足しやすくなっているので、体を潤す食材を摂りましょう。
山芋・貝類・豆乳・クコ・菊花など
スープやお粥、煮物、蒸し物など水気の多い調理方法にするのがおススメ。
春は陽の邪気が入りやすく、上半身や体表に不調が出やすくなります。蕁麻疹や風邪をひいたり怪我をしやすい時期なので皆さまご自愛くださいね![]()
春の養生茶のご紹介です
3月はまだ空きのある日がございます。
皆さまからのご予約、心よりお待ちしております

