告知から10日経ちました。
10日前，自分が乳がんで，全摘手術をすると決まった日，
夜，布団に入っても，心が苦しくて，まだ現実を受け止めきれなくて，なかなか寝られませんでした。
仕事から帰ってきた夫は，「大丈夫？」と私に聞いたきり，
その後は何と声をかけたらいいのか分からずにいる様子。
お風呂から上がっても，リビングで何かしているようでした。
「私を放っておいて，何してるの？」
「なんで，もっといろいろ聴いてくれないの？」
不安と夫への怒りで頭はどんどん冴える一方
そして，眠れない中，ふと思いました。
「夫との関係・・・もしかしてこれも何かを変えろというメッセージなのかもしれない」
「何を変えればいい？」
「今，私は夫とどんなコミュニケーションをしたらいい？」
人に頼るのが苦手な私
いつしか夫に対しても甘えることができなくなっていることに気づきました。
若い頃は自然にしていたスキンシップ。
子どもの手前，なんとなく照れくさかったり，なんとなく，避けていた自分・・・。
「今こそ，夫に甘えるときなんじゃないか？」
「甘えられない自分を変えるときなんじゃないか？」
そんな心の声が聞こえたのです。
布団から出ると，夫のところへ行って，思い切って言いました。
「ちょっと寝れないから，背中さすってくれない？」
夫に言うと，すぐに布団で横になった私の背中をさすってくれました。
上から下へ，ゆっくり，何度もさすってくれました。
あたたかくて，安心して，
気づくと私の目から涙があふれていたのです。
止めどなく涙が頬をつたい，枕を濡らしていました。
何の涙？
悲しいのか？
つらいのか？
嬉しいのか？
分かりませんでした。
夫の手のぬくもりを感じ，ただただ，心が震えていたのです。
それからは、毎晩，夫と手をつないで寝るようになりました
それが自然にできるようになった自分に少しビックリしています。
そして，とってもホッとしている自分がいます。
これで良かったんだって。
そして，変化の流れは夫にも！
「こんなに手が熱いなら，レイキヒーリング習ってみたら？」
そんな私の一言に反応した夫。
なんと！
レイキヒーリングを習うことに
早速今日，私がケアして頂いているレイキマスターのizumiさんのもとで，「レイキ講座レベル1」を学ぶことになりました！
物へのヒーリングの仕方を練習する夫
乳がんのおかげで，夫がレイキを使えるようになるなんて
私も同じレイキのレベル1を受講しているので，
レイキを使ってお互いに癒やし合える。
子どもたちにも共有することで，家族で波動を上げられる
きっと，今，夫との関係を見直す時期だったんだなぁ。
人生の後半戦に向けて，夫との絆を深めるきっかけをもらったんだなぁ。
今，そんなふうに感じています。
今日も読んでくださってありがとうございました♡