先月の病理検査で悪性と診断されてから,
上がったり下がったり,
ジェットコースターのように上昇下降を繰り返す感情の一方で,
冷静に自問している自分がいました。
「いったい,このことは私に何を伝えようとしてるんだろう?」
「私に何を変えろと言ってるんだろう?」
その中で,真っ先に思い当たったことがありました。
「今,挑戦しようとしている資格取得をやめること」
一昨年から色彩心理学を学んでいた私。
次のステップとして,パーソナルカラー診断師をめざし,
5月から養成講座を受講しようとしていました。
かなりの時間,お金,エネルギーをかけて。
その受講料の支払い期限を前にして,この病気が判明したのです。
支払いをここまで先延ばしにしていたのは,
自分の中で迷いがあったからなのかもしれない。
勢いでやると決めたけれど,実は心も身体も疲れ切っていた。
本当に,これは私がやりたかったことなのか?
もしかしたら違うのかも知れない・・・。
そんな私に,
右胸が正に身を挺して
「そっちじゃないよ」
って教えてくれた気がして。
これは宇宙からの強制ストップだ!!
直前で申し訳ないと思いながらも,すぐにキャンセルの手続きをしていました。
事情をお伝えして,キャンセルが認められたとき,
正直,ホッとした自分がいたのです。
「あぁ,これで私,頑張らなくて良い」って。
喜んでくれる誰かのために,
疲れ切った心と身体で頑張ろうとしていた・・・。
一番大事にしなきゃいけないのは自分自身のはずなのに・・・。
できていなかった・・・。
疲れ切っている自分を見て見ぬふりしてた・・・。
そう気づいたとき,涙があふれてきたのです。
何の涙?
あふれてくるのは,右胸への感謝の気持ち。
「ありがとう。教えてくれてありがとう。
乳がんになってまで,伝えてくれてありがとう」
今,毎日,この右胸に,乳がんになった細胞たちに,
手を当ててそう話しかけています。
“必要な出来事は,必要なタイミングで起こっている”
間違いないっ!
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食事も意識し始めました。
今日のランチ♡
鮭の照り焼きがあんまりおいしくて,幸せで,涙がにじみました。
すっかり涙もろくなった近頃の私です(笑)
