子どもだった時 私の周りにいる 一番信頼していた親が
健全な愛をくれなかった 理不尽な扱いばかりを無数に受け
心にたくさんの 苦しい思い込みと制限が
心の奥深くに 生まれ 無数に 植え付けられた
目の前にいる人は いつか私を裏切るのではないか
離れていくのではないかと 恐れる気持ちが大きくて
これ以上 傷つかないようにするために
そんな兆候はないかと 常に 人の言動を見張ってきた
親に見張られ 監視されて育つ子は
子も まわりのことを 常に気にして 監視する癖がつく
信頼してもらえなかった子は 周りを信頼することができない
世の中は いろんな人がいるけれど
嫌な人ばかりでは 本当はないのだ
温かい心のエネルギーの交換をできる人も きちんと存在している
疑念がわく人を 一人残らず 見つけて
自分が被害に遭わないようにと 自分を防衛する癖を手放して
たとえ 傷ついたとしても
適切に 自分の気持ちや意思を 表明することを覚えて
そして 減ってしまった 心の容量を
自分で 何度でも 満たし直すことができる
そんな 生きる術を 身に着けていこう
今まで 学ぶ機会がなくて
減ってばかりで 充電切れ寸前だった心を
自分で 責任を持って 回復していこう
そして あたたかな エネルギーの交流が出来る人を
見つけたら たとえ ひとりでもいいから
無条件に その人を 信頼してみよう
盲信するのではなく 依存に傾くのでもなく
対等な関係として
心の境界線を お互いに大切にしながら
健全な信頼を構築する 練習を始めよう
子どもの頃は 愛のない 世界に 住んでいたけれど
真っ新な心で 改めて 今いる世界を 見渡してみたら
もう すでに 愛の世界に 移行しているのだと 知った
愛を見つける センサーが スイッチoffに なっていただけだった