以前、スメルハラスメントについて記事を書きました。
最近、またそのような場面に遭遇したので、報告します。
いつも行くスーパーでの出来事です。
入った瞬間に、なんだかいつもと違う不快な臭いを感じました。
店内中、その臭いだらけで、違和感を感じつつも、
素早く買い物をして、帰りました。
帰宅後、食料品を冷蔵庫に移す作業をした時のことです。
豆腐など水漏れしない為に入れておいた、透明のビニール袋から臭うのです。
原因は、スタッフの方の柔軟剤の臭いでした。
いつもなら、ロールから透明のビニール袋を出して使うのですが、
急いでいたので、親切に置かれている、
前もって、取りやすく透明袋をひとつずつ入れてある所から、使用したのです。
お客さんが取りやすいように、袋詰めするところに、
いつも置いてくださっていて、とても助かっていたのですが…
柔軟剤の香り…きつすぎて気分が悪くなります。
キツイ臭いの方には、近年、いろいろな場面で遭遇します。
買い物している時だけでなく、電車、バス、飛行機などの密室の中、
職場や学校など、数え上げたら、きりがありません。
スメルハラスメントの中で、一番多いのは、柔軟剤などの香害によるものです。
最近の柔軟剤は、マイクロカプセルの中に、香りを閉じ込め、
以前のものより、より強力に、長時間香りが持続するようにつくられています。
よって、一回の使用だけでも、相当香りがあらゆるところに付着する為、
使用回数を重ねれば重ねるほど、香りも増強していくことになります。
洗濯の仕方は、千差万別だと言われています。
使用回数や頻度を守っている人が、どの程度いるかもわかりません。
目分量で使用する方は、推奨の使用量より多く使う傾向にあります。
使う側は、強い臭いだとは微塵にも思っておらず、無自覚なことが多いです。
これだけ、強力な柔軟剤が出回っている昨今では、
社会が容認しているのですから、どうしようもありません。
もう、柔軟剤が好きな人と、
臭いにより健康被害が出る人との住み分けが必要な気がします。
もし、私が不動産を所有し、経営するなら、
五感の刺激に配慮した頑丈な造りの住居を造り、
また、HSPチェックリストにて繊細である旨、
証明された方及びその家族のみ入居できるマンションをつくりたいほどです。
そうすれば、騒音を始めとする、五感に敏感な人達が安心して暮らせるでしょう。
ただ現実には、実現が難しいので、戸建てに住むしかなさそうです。
しかし、戸建てでも、周りの住人に恵まれなければ、同じようなことは起きます。
臭いは、風に運ばれて、かなり遠くまで、拡散していくからです。
そして、使用している本人は、臭いに鈍感になっていくので、
無意識に、だんだんエスカレートしていくのです。
どうか、健康被害が出ないように、社会が対策してほしいです。
今の私にできることは、臭いを感じたら、直ちに避難することだけです。