機能不全家族に生きた 心を健全に成長させることができず
心は子どもの頃のまま 身体だけ大人になってしまった アダルトチルドレン
親が子の失敗を怖れ 嫌い 避けようとすることは 子の経験 成長を阻む行為
親の子に対する心配ばかり先に立ち 子にトライ&エラーという 貴重な
試行錯誤の経験をさせないことは 子に致命的な 生きる術を奪うこと
親の心配は 子のせいではなく
もともと親自身の心の中に巣くっている 癒されていない感情があるから
親は いくつになっても 子の心配をする
それは ある意味 紛れもない事実だろう
でも その心配が 驚くほど大きくて 常に付きまとう 過度なものならば
その元凶は 自分の心の奥深くにある抑圧した感情
そこに気づかないと ただ 自分の心の闇を 子に投影し
親自身 分厚くて 独特なフィルターを通して
子を 世界を 見ていることがわからない
子の失敗させる経験を奪うことは
子に失敗をしてはならないと教えること
それが 経験を積もうとする意欲をなくし
自分に対する信頼や自信を構築できないことに繋がる
完璧主義は 失敗を受け入れがたくする
常に 起きた出来事を 善か悪か 瞬時にジャッジし
悪は 排除しようとする
その考え方は 経験を積むことを 困難なものにする
失敗するくらいなら 何もしない方が良いと 動かなくなる
でも たった一度きりの人生
挑戦せずに後悔するよりも たとえ 納得のいく結果にならなくても
やりたいことをやった上で 後悔した方がずっといい
不安が先に立ち 最悪な妄想ばかり 頭をもたげて
先に進めなくなりそうになっても
とりあえず その不安を抱えたままでいいから 一歩ずつ進んでみる
そうすると 少しずつ 自分に対する自信や 信頼を
重ねていくことが出来る
「また 前みたいに 嫌な結果になったら 耐えられない」
そう思っていてもいいから 少しずつ 経験をしていこう