「お母さんと大の仲良し」 

 

 それは本当ですか?

 本心ですか?

 そう思い込まされていませんか?

 

 それを信じて疑わないあなたに質問です。

 

【下記は、答えが「No」だと要注意です。】

 ・お母さんと違う意見を何の躊躇いもなく、

  面と向かってお母さんにいつも言えますか?

 ・特に、お母さんが同意しそうにないことでも言えますか?

 ・「私はこう思う。私はこれがやりたい。

   これはやりたくない。これが好き。あれは嫌い。」はっきり宣言できますか?

 ・お母さんと娘である私は違う考えを持つ、

  それぞれ違う人間であると認識できていますか?

 ・お母さんは、娘であるあなたのやりたいことを全力で応援してくれますか?

 ・あなたのいろいろな気持ち

  (悲しいこと、怒ってしまうこと、嫌なこと、辛いことを含めて)

  そして、あなたという人格や、あなたの時間、あなたの友人などを理解し、

  あなただけの世界があることを、受け入れてくれていますか?

 ・あなたが物事を決定する時、自分の気持ちだけで決めていますか?

 ・あなたの意思だけで決めた経験をすることを許可し、見守ってくれますか?

 ・あなただけの人生を尊重してくれていますか?

 ・あなたの成長を喜んでくれていますか?

 ・あなたの好みを理解し、尊重してくれていますか?

 ・あなたという「心の境界線」を守ってくれていますか?

 ・あなたに優しい、あなたを肯定する言葉をかけてくれますか?

 

 

【下記は、答えが「yes」だと要注意です。】

 ・あなたは、お母さんが好む服ばかり選んで着ていますか?

   ・お母さんの気持ち、願望に、いつも娘であるあなたが合わせていますか?

 ・お母さんの愚痴の聞き役になっていますか?

 ・お母さんに、感情のゴミ箱役をさせられていますか?

 ・あなたに、家庭での問題を肩代わりさせていますか?

 

 

 

 健全な、娘の人格を尊重するお母さんならば、

 あなたを肯定し、励まし、話を聞き、あなたの決断に信頼を示し、賛成、尊重し、見守ってくれているでしょう。

 

 そうでない場合は、一度、冷静に、自分とお母さんの関係性を見つめ直してみることをお勧めします。

 

 

 お母さんに、本当の気持ちを言えないという人は、勇気を出して、小さいことから意思表示する練習をしてみましょう。

 

 

 意思表示した時、お母さんが、否定的な言葉や態度、表情をするようなら、要注意です。

 

 強い言葉であるかは関係ありません。否定する言葉ではなくても、口では肯定しながらであっても、小さなため息、残念そうな顔、それはやめた方がいいんじゃない?など、お母さんの希望に誘導させようとするなら、それは健全な関係ではないということです。