共依存からの回復を進めながら、私にとって、なかなかできないなと感じたこと。それは、自分をありのままに認める。いつ何時でも、自分の味方でいる、シンプルに自分に優しくするということ、でした。
長年、自分を心の中で、責め続けてきたので、自分に優しくする、ということがわからなかったのです。自分では、優しくしているつもりだけれど、カウンセリングを受けていた時、よく指摘されていたのが、「自分に厳しすぎる」ということでした。
ふとした本の一節だったか「自分を、大切な赤ちゃんのように扱う」というのが、目に入りました。
「これなら、できるかも!?」と、目から鱗のように、はっとしました。
寒かったら、自分に服をもう一枚、着せてあげる。暑かったら、そのままにせず、薄い恰好に着替える、といった小さいことですが、以前は、自分の心の声を無視していたので、いつも我慢してました。
水が飲みたかったら、すぐ飲ませてあげる。眠くなったら、眠らせてあげる。仕事などしていれば、そうはいかない時もあるでしょう。でも、自分だけの時間の時には、誰にも遠慮せず、思う存分それをやらせてあげる。
そうすると、自分の内なる自分が、とても喜ぶのです。
何気ないことですが、効果絶大です。真面目で辛抱強い人ほど、自分の欲求を我慢する傾向があります。
あなたは、自分の欲求を、自分に対して、素直に叶えていますか?