今、私は、歪みきった境界や、思考パターン、心の癖を手放そうと奮闘している。
カウンセリングからは一旦離れ、一人で、通信セミナーや、専門書、回復者の体験談などの書籍を参考にしながら手探り状態だ。
しかし、一人で回復のプロセスを行うのは、とても孤独で心細い。何が正解なのかもわからない。自分の楽になった、という感覚を目指して、ひたすら毎日が試行錯誤。ひとり時間を充実させている時は、幸せを感じるようになってきた。少しずつ。
でも、人と関わる、という段階になると、私の心の中は、激しく揺れ動き、平穏を保てなくなる時がある。(ひとつは、境界の問題があるから。これについてはまた後述する予定)それは、決まって、自分にとって好ましくない現象が起きた時だ。最悪の結果になる前に、いつでもそこから抜け出す選択肢はいくつもあるのだけど、自分の心に焦点を当てる、という習慣を持ててこなかったので、一方的に極限まで耐えてしまったりする。そして、後から、そんな自分にも相手にも腹が立ってしまう。
でも私はあきらめない。絶対に。ここまで頑張ってきたのだから。最高の私、バンザイ!と言えるまで、諦めない。私は誓ったのだ。生まれてからの最初の40年は、母の為だけに生きた。だから、これからの40年は自分にとって、これまで味わうことが出来なかった最高の喜びを手にする!と、そう決めたのだ。
回復者の対談集の中に、専門家によるQ&Aがあって、そこに、どこまでいけば回復と言えるのか?という質問があった。
例えで、「利き手ではない方の手で、自然にできる」と感じた時、だそうだ。
試しに、今日左手を使って、食事をしてみた。スプーンでカレーを食べることは、違和感がありながらも割とできた。でも、箸を使って味噌汁は、まだ難しい。
「簡単にできることから練習」そう言い聞かせながら、今日も生きた。