写真とポエムで飾る、光の空間アート
横浜 市民ギャラリー あざみ野
私はねぇ、
色んな人たちに、
とにかく命生き生きと、
命イキイキ～と生きてほしいのね
難しい話とか、
理屈なんていらないんですよ
偉い人の教えだとか、
昔からの戒律だとか、
もう全部いらないですよね
命がイキイキと生きるのに
邪魔なものはいらないですよ
あの人があぁ言ったから、とか、
私は昔からこうだったから、とか、
世間がこうだから、とか、
みんながこうだから、とか、
みんな取っ払って、
その人が持っている内面の〝
命 〟が、イキイキと表に現れていってほしいと願っている
そんな世の中になるよう、
いつも願っている
イエスの言った、
野の花は如何にして育つかを思え、ですよ
空の鳥を見よ、
何も思い煩うことなく、
天に生かされるままに生きているだろう
老子の言った無為にしてなせですよ
あぁしようこうしようと、
人間の頭で考えて動くんじゃない
それらはあなたではないんだよ
思い煩ったり、感情に踊らされている姿は、
過去の想念の現れた姿なんだよ
それらは時間が経てば勝手に消えていく、
実体のない陽炎(かげろう)なんだよ
本当のあなたは、いつもそのままで、
何ら曇りなく、静かに光り輝いているものなんだ
って、お釈迦さまも般若心経で言ってるね
みんな同じことを言っている
内面に輝いている命があなたなんだ
それは〝 太陽 〟のように、
いつも澄み清まって燦然と輝いているものなんだ
それを曇らせるのは、
人間の想い、からくる、把われ
執着
どんな人もですよ、
その把われを放つことを教えてきた
あぁしようこうしよう、
こうした方が、いやこうした方がなんて、
人間の頭で考えるんじゃなくて、
その人の内に宿っている、
〝 命 〟に任せてくれたらいいんだよ
〝 本心 〟に任せてくれたらいいんだよ
天があなたの一番いいように、
〝 永遠の道 〟を定めてくださっているんだから、
そちらに任せてくれたらいいのに、
人間は、肉体の頭で、あれこれ考えて、
自分勝手に生きて、本当の道を忘れ、
知らないで生きるようになってしまった
みんなバラバラに生きているんじゃないんだよ
みんなで一つの命なんだよ
〝 大生命 〟から分かれた分け命なんだよ
みんな〝 生命の源（ source ） 〟に繋がっている命なんだよ
想いで暗くなったり、人を責めたり、
感情で怒ったり、悲しんだり、
それらはすべて、
過去のエネルギーが発散されて、消えていく姿なんだよ
みんな消えていく姿なんだ
あるのは穏やかな、
何にも侵されることのない、
静かに光で満たされた心があるんだよ
光そのものなんだよ
〝 生命 〟そのものなんだ
ここに sou という肉体がある
感情も感じるし、想いも感じる
一人の肉体人間だ
しかし私はこの肉体を、
あぁしようこうしようと、
いちいち肉体の頭で考えて動かしていない
すべてお任せいたしますと〝 天 〟に投げ出して、
一日一日、一瞬一瞬を生きている
そう生きれるように、
この肉体の練磨があるわけだ
その方法を老子は、
私を少なくし、欲を寡なくせん
あとは勝手に、この肉体に働いている〝 命 〟が、
自然の法則に従って動いてくれるわけです
それが完璧に出来たのが今までの聖賢たちなんだけれど、
一遍にはそこまで行けない、
そこまで行くのに、
色々な想いや経験や、
感情や修行を経て、
命そのままの生き方ができるようになるんです
そこまでいく過程の、
嫌な想いや環境や、病気や不幸災難は、
みんな消えていく姿
自然と消えていく姿なんです
みんな消えていくんですね
残るのはホントの姿
命が燦然と輝き、
それがその人の最高の幸せと、
そして世界の平和への懸け橋になるわけです
