あなたを一番愛せるのはあなた自身
あなたを一番わかってあげられるのは、あなた自身
あなたを一番いたわれるのは、あなた自身
だから、あなたを信じるその気持ちが、
あなたを幸せに導く舵となり、
あなたを大切にするその気持ちが、
あなたを安らぎに導く光となるの
だからどうか私の願いが届くのならば、
〝 あなたを心から愛してあげて・・・
〟
それはあなたを抱きしめるように、
〝 天使の羽
〟に包まれるように、
あなたが愛しみで満たされることなのよ
今の自分じゃあ〝 ダメだ 〟と思っているでしょう?
何度でも言うよ!
〝 それで 〟いいんです・・・
ダメならダメなままのあなたを、
好きじゃないあなたも含めて、
ぜんぶ抱きしめてほしいっていうこと・・・
責めないでほしいっていうこと、
悔やまないでほしいっていうこと、
これからまた一歩一歩、
歩いていけばいいんです・・・
この世界のどこかに、
あなたと〝 命の光
〟を分けた、
もう一人のあなたがいる
心のどこかでその人を想い、
探し求める欲求が人にはある
そのたくさんの生命たちと共に、
たくさんの季節を、ふたりはひとりで過ごした
しかしいくつの季節が過ぎようとも、
お互いを想う気持ちは変わらなかった
廻り行く季節の中で、
春は、鳥と歌いながらお互いを想った
夏は、澄んだ風に揺られながらお互いを懐かしんだ
秋は、落ちる葉を見ながらお互いを信じた
冬は、凍える星空を眺めながら、ひとりを耐えた・・・
それは永遠とも感じられるような、遥かに長い時だった
『 小さな愛のものがたり
』 第六話から抜粋
世界で生きる、すべてのペアたちへ、、、
ふたりで生きる、すべてのペアたちへ、、、
すべてがひとつに、語られる、
小さな愛のものがたり、、、


